thunderbolt!

今年は天候不順で、野菜の生育が安定しないようです。
そのせいか、見た目やカタチがいまいちなだけで、味や品質には問題ないっていう、いわゆる規格外野菜が安く売られていることがあります。


消費者からするとありがたい話ですが、なんか違和感を感じるのは私だけだろうか。
どっちかというと、規格外野菜を安くするんじゃなくて、整ったのを高くするべきなんじゃないかなと思う。

そもそも見た目で物事を判断するのは良くない、と教えられてきたはずだ。
これは対人関係だけの話ではなく、物事の本質をとらえるためには、外見に騙されてはいけないという教えのはず。

なのに、農作物（食料）ではごく普通に見た目の選別が行われている。
これはルッキズムの根源となるもので、教育上よろしくないので、食育の一環として規格外野菜の積極的活用を進めるべきである。
知らんけど。


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でも値崩れを抑止しないと、農家さんがどんどん弱っていくんじゃないだろうか。
先日来、安全保障が重要な社会的テーマとなっていて、特にエネルギー分野での焦りが大きいようですが、そのうち食料にも波及するでしょう。
小麦の値段上昇は確実視されていますが、これが全種類の食料に波及するのは時間の問題だと思う。

日本ももう昔のように金持ちではないので、世界中から食材を買い集めることが難しいかもしれません。
根本的な解決には食糧自給率を上げる他ないわけですが、農業（第一次産業）は厳しい労働環境でもあります。
要するに、儲かる仕事でないとやる人が少なくなってしまう。

マネーゲームなんか目じゃないぐらい儲からないと（全員が儲からなくても、スターが何人かいれば良い）若い人に請求しない。
国防費増やすのも重要だけど、食料生産は国家の基本なんだから、GDPの1%ぐらいは食料生産の増強に費やしてもいいと思う。
泥まみれ、潮まみれになって食料生産をしている人こそ最も大切にされるべきで、そういう意味では士農工商って悪い話じゃなかったのかも。
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というわけで、見た目が悪い食材に難癖付けるヤツは、
頭が悪いんだと思うことにします。


ではごきげんよう。