房総の片隅に佇むものの詩

2008/01/19(土)23:58

冬のキノコ

野鳥観察(35)

寒いですね。体が寒さを拒否しています。 散歩に出ても、夕方まで耐えられないです。ただ、その寒さが連れて来たのか、野鳥の 種類が急に増えてきたように感じます。 あまり見かけなかったツグミの姿も頻繁に 見かけるようになりましたし、アオジの姿も そこそこ見られるようになりました。寒さに震え上がるのは人間くらいで、鳥は 餌を探して忙しく飛び回っていて元気そのもの でした。 特にコゲラは元気で、2羽が木をつつく音が 寒空に響きます。近くで観察しようと近づいてみるものの、 曇り空と逆光でまともに見えないために諦め、 以前見た「コゲラのつついた穴」を探してみる ことに。つついた穴は木の根元から1mくらいの場所 までついていて、思ったよりも地上近くまで 降りてきているようでした。 と、気づいたものが上の写真の光景です。ハラビロカマキリの卵鞘に穴が開いていた訳ですが、 コゲラが突いてできた穴かは定かではありません。ただ、アカマツの樹皮に生じた溝に生みつけられた その卵鞘が、コゲラの活動であらわになったのは 疑いようもないですね。 半ば枯れかけたアカマツの樹皮は、そこに巣食う虫を 探すコゲラに引き剥がされ、写真のように目立つ場所 に晒されたのでしょう。これも、自然の中の厳しい現実なのですね。 卵鞘は完全に食い尽くされたようではないですので、 残った卵が無事に孵ることを祈りましょう。 ところで、少し前にキノコのクイズを実施しましたか、 ここに再び登場することになりました。 またも探すのが遅すぎて、バリバリと音を立てて 割れてしまうほど乾燥していました。 食べるには向かない状態になってしまっていた このキノコですが、種類を同定するには充分な 情報を含むこの写真でお分かりになりますか? (1月19日撮影)ヒントは、「スーパーで見かける栽培品」もあり、 その栽培品はかつて「ある偽名」でも呼ばれて いました。野生種では、大人の手の平の大きさを越えるほど にも生長するため、かなり重宝するキノコです。 (大きくても大味にはならず、美味しいです。)いかがですか?ブログランキングへの投票こちらから

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