◆ トヨタ自動車24-19(前半9-12)東芝府中
東芝の三冠は、雨に流された。
試合を決めたのは後半1分。東芝は一瞬、エアポケットに入った。伊藤のキックをダイレクトでキャッチした水野の前には、一本の道ができた。逆転トライ。後半に入って追い掛ける慣れていない展開に、東芝にははっきり焦りが見えた。結局ロスタイムに1トライ奪ったのみ。完敗だった。
この試合、完全にトヨタの作戦勝ち。どのチームも止められなかった東芝のモールを混乱させた。前半3度、トヨタは東芝の得点チャンスを奪った。ゴール前でのラインアウトからのモール。東芝が最も得意な形でトライを奪われなかった。ここで東芝がトライを奪っていたら、試合は一方的な展開になっていただろう。風上の前半にリードを拡げられなかったことが、後半の苦戦に繋がった。
トヨタは勝利にひたむきだった。先週の早稲田ばりの低いタックルで相手を止め、敵陣に入ったら得点を取って帰る。前半ほとんど自陣での試合展開だったが、3度のPGを確実に決めた。2点差でも狙わずトライを奪いにいった東芝とは対照的だった。
トヨタは昨シーズンの屈辱を晴らすべく、トップリーグ初年度にタイトルを狙う。
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◆ NEC24-13(前半8-10)ヤマハ発動機
ヤマハのレオン・マクドナルド(ニュージーランド代表)とNECのヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼン(南アフリカ代表)の復帰試合。二人のプレーを生で見たいが、どちらかがこの準決勝で消えてしまうのは非常に惜しい。
秩父宮と同じ雨模様だったが、両チームともハンドリングエラーが目立つ試合だった。NECはキックでヤマハのペースを乱し、ヤマハは最後までペースを握れなかった。
準決勝でトップリーグ1位と2位が消えた。決勝戦は3位NECと4位トヨタ自動車の対戦となった。リーグ戦の最終節では熱戦を繰り広げた両チーム。瑞穂での熱戦再び、素晴らしい決勝戦を期待。個人的にはヤコ! |
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Last updated
2005/02/21 12:58:30 AM
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