ディズニーによるピクサー買収が正式に発表!
瀕死だったアップルを復活させたことで有名なスティーブ・ジョブズですが(その昔はムチャしすぎて追い出されたっつう経緯もあるけど…)、CEO(最高経営責任者)っつう職はアップルだけでなく、「トイ・ストーリー」「バグズ・ライフ」「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」「Mr.インクレディブル」などの大ヒット作を制作した「ピクサー」でも同じ職に就いてたりします。#ディズニーは単にこれらの映画を配給してただけディズニーの前CEOマイケル・アイズナーとスティーブ・ジョブズはも~メッチャ仲悪い感じで(苦笑)、数年前からゴチャゴチャとやり合ってましたよね。ピクサーとしては、制作したすべての映画が大ヒットし続けてることもあって、現契約が終了した時点(今年公開の「Cars」まで)でディズニーとは縁を切り、“ピクサーブランド”の真の価値を理解してくれる新たな配給会社を探すっ!と揺さぶりをかけてたのは記憶にも新しいところ。様々な配給会社の名前が挙がってましたが、結局はマイケル・アイズナーが退陣し、ジョブズと仲の良いロバート・アイガーがディズニーの新CEOに就いたことで、一気に両者の距離が近づき(iTMSでのTV番組販売での協力関係が印象的)、今回の買収に繋がったっていう感じですかね。買収額は74億ドルになるらしく、ピクサー株1に対してディズニー株2.3っていう比率での株式交換が実施されるとか。ジョブズはピクサーの株を50.6%も所有してるらしいんで、この買収が成立したらディズニーの最大個人株主になりますね。う~む、こりゃ莫大な資産ですねぇ…。急速に没落しつつあるホリエモンとはえらい違い…(^_^;) でもまぁ、ジョブズも大失敗&どん底を経験した後に這い上がってきたので(といってもさすがに犯罪は犯してないけど…)、ムネオハウスと同様に(?)、これからの行動に真価が問われるって感じかな(?_?)閑話休題。アップルを窮地から救ったジョブズの手腕が、これまた低迷してるディズニーを復活へと導くのか!? それとも、企業風土の差や抵抗勢力(?)によって夢ははかなく消えるのか!? 今後の動向が気になるところですね~♪#ジョブズはディズニーの取締役に就任する予定個人的には、ディズニーがどうこうというよりも「ピクサーらしさが失われずにすむか!?」ってことの方が気になりますね。3DCG&アニメーションのクオリティがどうこうとか、レンダーマンがどうこうとか、そういう技術的なことよりも「ピクサー=ストーリーが最高!」っていう印象が強いので、ディレクターとクリエイターが一緒になって自分たちの思い描く世界をそのままカタチに出来る環境が維持されるってのが最優先だと思います。まぁ、とりあえずは今年公開される「Cars」が楽しみですよね~♪…って、よく考えたらMr.インクレディブルすらまだ観てなかった(^_^;)■DVD「トイ・ストーリー」■DVD「バグズ・ライフ」■DVD「モンスターズ・インク」■DVD「ファインディング・ニモ」■DVD「Mr.インクレディブル」■予告編「Cars」(要QuickTime)