Spanda il Vino

決勝のブラジルvsアメリカ戦。

なんと開始早々アメリカが先制し、さらに追加点もアメリカがとるという予想外の展開に！

前半終了時でアメリカが2点リード。アメリカのカウンター重視の戦い方が見事にハマった2点奪取ですが、それでもそれ以降、ブラジルが終始攻め込みアメリカは動きが少しずつ萎縮傾向に。

そして後半開始とともにブラジルが反撃開始！　すぐに1点を返し、なおも攻め立てます。

一瞬、カカの同点ゴールかと思われたナイスヘディングがありましたが、判定はノーゴール。

＃スローでみると完全に入っていましたが…

カカのシュートが幻のゴールとなり、ブラジルにとってイヤな展開になるかと思いきや、それでも変わらず攻め続け、遂には同点、そしてさらに逆転のゴールを決め、圧巻の大逆転勝利となりました！

アメリカは初の世界No1まで後少しというところでしたが、振り返ってみると、結果的にはあまりにも早い時間帯に点をとりすぎてしまったというところかも。やはりブラジル相手に残りの多くの時間を守り切るというのは、口で言う程簡単なことではありません。逆にブラジルは焦ることなく自分たちの攻めのサッカーを終始行い、見事後半だけで3点（+幻のゴール1点）を奪い、終わってみればキッチリコントロールできた試合内容だったとも言えます。

＃とはいえ反省すべき点は多々ありますが…

W杯の前哨戦はこれで終了。ブラジルの優勝で幕を閉じたものの、開催国となる南アフリカの奮闘や、アメリカといった新興勢力の躍進など、ヨーロッパ勢にひけをとらないポテンシャルを垣間見せてくれたので、来年開催されるW杯本番が本当に楽しみです。

そして「ベスト4」という目標を掲げる我らが日本。現時点では少し力に差がありそうな印象だったりしますが、実際にやってみなければ分からない部分も多少はあるので、是非とも自分たちの力を出し切ってイイ試合をみせてもらいたいところです。