Spanda il Vino

ハンガリーでは、サーキットとのマッチングによってレッドブル勢が異様に強く、続くフェラーリ相手ですら1秒以上速いという驚異的なパフォーマンスを発揮しました。

これで、ベッテルがポール・トゥ・ウィンを飾るか…と思いきや、なんとSC導入中に車間を空けすぎてペナルティという、考えられないミスであっさり後退。

反面、相方のウェバーはSC導入時にタイヤを交換しなかったことが逆に良い結果となり（スーパーソフトでかなりの周回数を速いタイムで走行）、見事な臨機応変さと作戦実行能力で逆転勝利を果たしました。

純粋なスピードだけをみるとベッテルの方が速そうですが、やはり長いシーズンを考えると「経験」というものが非常に重要な要素になりそうです。

ちなみに、シューマッハがレース終盤にえげつないブロックでバリチェロをピットウォールの壁に追いやりましたが（あまりにも危険すぎて見てる方がヒヤヒヤ）、その行為に対するペナルティで次戦は10グリッド降格となるようです。

■決勝結果

01：ウェバー／レッドブル
02：アロンソ／フェラーリ
03：ベッテル／レッドブル
04：マッサ／フェラーリ
05：ペトロフ／ルノー
06：ヒュルケンベルグ／ウィリアムズ
07：デ・ラ・ロサ／ザウバー
08：バトン／マクラーレン
09：小林可夢偉／ザウバー
10：バリチェロ／ウィリアムズ
11：シューマッハ／メルセデス
12：ブエミ／トロ・ロッソ
13：リウッツィ／フォース・インディア
14：コバライネン／ロータス
15：トゥルーリ／ロータス
16：グロック／ヴァージン
17：セナ／イスパニア
18：ディ・グラッシ／ヴァージン
19：山本左近／イスパニア