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カテゴリ:DVD攻略シリーズ
DVD攻略シリーズリターンズ第1話でも話したように
DVD攻略シリーズ第1話が掲載されてから一年半ほど過ぎました。 本日からはDVDコピー界のNextGeneration'sに焦点を当てていきたいと思います。 その第1弾が今回紹介するソフトは【ratDVD】です。 ratDVD 【ratDVDとは?】 ratDVD は前世代と同様にDVDビデオを高品質に、 それでいて今まであきらめていた特典映像や追加機能を そのまま含んだ形で変換するために作られた 今までにないニュータイプなDVD圧縮ソフトです。 【機能】 ・DVDの構造をそのまま保ちつつ圧縮を可能にしたコンテナ構造 これにより、DVDの特典や複数の音声・字幕 などの所持か可能に!! ・エンコードのクオリティは、 Smaller File(ファイルサイズ小)からBetter Quality(良画質)までと幅広い設定内容 ・DVD(MPEG-2)形式→ratDVDファイル形式への変換だけでなく 逆に、ratDVDファイル形式→DVD(MPEG-2)形式への変換も可能!! しかし、変換後のサイズは2倍ほどになるので空き容量に注意!! 【いざ次世代へ キーマンはDVD Decrypter!?】 残念といえば残念なことなのだが、ratDVDにはCSS解除機能が搭載されていない。 したがって、ratDVD単体では市販DVDのほとんどに対して無力なのだ。 そこで、DVD Decrypterが登場するのだ。 DVD攻略シリーズリターンズ 第1話 彼らのその後 『DVDDecrypterの場合』でも紹介したように DVDDecrypterの開発自体は、STOPしているが、その機能の大半はまだ十分使えるものばかりだ。 やり方はいたって簡単。 1.DVDDecrypterのFileモードで全ファイルを抽出 2.ratDVDで抽出したIFOファイルを読み込む 3.あとは空き容量と相談しつつ、出力先を設定 4.後はエンコードが終わるのは待つだけ。 大体ソースもとの2倍(2時間ものなら4時間ほど)時間がかかる 【レビュー】 コンテナ構想というのは目新しいものではない、 3年ほど前に誕生したOgg(Ogg Container) そこから派生したOGM(Ogg Media), MCF([Multi]Media Container Format), MKV(Matroska Media) これらによって実現していたが、そこまでブレイクしなかった。 その原因のひとつに、規格が乱立し過ぎたことがいえる。 しかし、リッピングを除けばAll in Oneという ratDVDのコンセプトは斬新で、これからのスタンダードとなることだろう。 ちなみに、エンコード界の王者Divxも6より独自の拡張子.divxのもと コンテナ構想を始めたが、所詮有料オプションなわけだが、ratDVDには到底及ばないといえよう。 まだまだ登場してからそれほど時間が経過していないratDVD DVDデジタルコピー部門の2強『DVDDecrypter』と『DVDShrink』が崩壊した今だからこそ 改めて注目されるべき存在であり、また成長を温かく見守るべき存在なのだ。 【ダウンロード】 Windows XP ratDVDSetup-0.77.1509.exe (4.00 MB ) 『次回予告』 第2話 オープンソースに明日はあるのか? ShrinkTo5 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.04.04 10:26:21
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