カテゴリ:ひとりごと
豊中市の田中社会保険労務士事務所です。
10月から特定処遇改善加算が始まりましたね。 昨年の今頃は、介護福祉士ひとりにつき8万円加算されるぞ!と8万円アップがひとり歩きしていました。 弊所も太っ腹なシステムだな~とか財源は大丈夫なのかと思っておりました。 8月初めには、10月から特定処遇改善加算を希望する事業所は8月末までに計画書を提出せよと、行政からお知らせが届いておりました。 ある事業所で、特定処遇改善加算の見込み額を計算するとそこそこありました。 ひとつの事業所の中で、最低一人だけ月8万円以上の賃金アップの実績を作ることも可能でしたので、行政の基準を満たすことができます。 どうしますか?と社長に確認したところ、しないとあっさりしていました。 理由は、ひとりだけ賃金アップをしてしまうと他の者が敏感に感じ取り、不満を持って退職されてしまうと… 確かに退職者がでると新しい介護職員の採用に苦労します。 それならば、今のままでいたほうが良いと… 他に言うならば、税金も保険料も上がります。 弊所は、分配の方法によっては、いびつな賃金システムになる可能性があるので懸念しておりました。 ある地域の介護事業所連絡会では、半数が特定処遇改善加算を受給して、半数が受給しないとアンケート結果が出たそうです。 8月から2ヶ月経過しました。 今その割合はどうなっているのか、弊所はとても興味があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.10.23 08:11:16
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