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社労士試験、択一式と選択式とに分かれています。
日々の勉強というのは、どちらかといえば択一対策的な勉強に なっていると思います。 それは、当然といえば当然で。 各規定を知り、理解するってことから勉強を始めるでしょうから、 最初は択一対策になるでしょう。 そこで、あるところから選択対策を意識するようになるとは思います。 最近の出題傾向を見ると、かなり長い文章が空欄となっている問題も ありますから、単にキーワードだけを押さえても、十分な対策には ならないって場合もあります。 つまり、 まずは、択一式の延長で勉強を進めていけば、いいんですよね。 たとえば、ある規定について、努力義務か、義務かなんて論点は、 選択式が記述式だった当時は、対策として意識する必要はなかったのですが、 現在の選択式では、そのような箇所を空欄としてくるってあります。 ですから、択一対策としての勉強を進めていく中で、徐々に、ここが空欄と なっていたらとかを意識するようにしていくのです。 とはいえ、それだけでは十分な実戦力は身に付けられない可能性もあります。 未知の文章とかが出題されたりしたら、選択肢から探さないと解答を出せない ってこともあり得ます。 そのような点も考えて、 最終的には空欄になっている文章と選択肢を使った選択式の問題を ある程度は解いたほうがよいでしょう。 ただ、選択式の問題は、あまり早くから利用するのは、ちょっと考えものって ところはあります。 たまたま使った問題集で空欄となっている箇所ばかりに意識が行き過ぎてしまい、 その規定は出たけど、そことは違う箇所が空欄になっていた、でも、 解答できなかったなんてこともあります。 あまり早くから特定の空欄に意識が行き過ぎるのは危険です。 それと、改正があった場合、特定の言葉に対する意識が強いと、 変わってしまったとき、その記憶を修正するっていうのも、けっこう大変です。 ですので、慌てて選択式の問題を使うのではなく、時期を見計らって、 活用するのがよいでしょう。 基本的には、択一式の延長線上に選択対策はありますから、 まずは択一対策の中で意識をするようにしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.12.03 21:26:14
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