2006/05/02(火)16:54
映画 CASSHERN (キャシャーン)
昨日、レンタルビデオでCASSHERN(キャシャーン)のDVDを借りてきて見ました。
これはこれで、映画としてアニメとは関係ないものとしてみれば、ストーリーも面白いし、楽しめるかもしれない。
重く悲しいストーリーの構成はアニメと結構同じなんだけどね。
でも、CGがなんか中途半端ってゆーか、登場人物以外はCGか?と思えるような作り方。全体的に重苦しく暗い配色。それがまた、荒廃した未来の恐ろしさを表しているのかもしれないが、出来上がりはアニメでもなく、実写映画でもなく、ストーリーのあるプロモーションビデオをつなげ合わせたような中途半端な特撮作品という感じがした。
あと、全体的なテーマがよく分からなかった。根本としては人間とは?なんだろうけど、それに、愛とか、戦いとか、憎しみとか、いろいろごちゃ混ぜで、そういう壮大なテーマをアニメに絡めて映画化したことに無理があったかもしれないね。結末も、結局どうなったのかあいまいだし、勝者もだれなのかあいまい。
アニメのことを考えなければ、SF好きなら近未来を描いた一つのSF作品として楽しめるでしょう。
もう少し工夫すればドッラグムービー的な出来上がりだったかもしれない。
それにしてもアニメとしての多くの素材を抱えている日本なのだけど、このところ乱用過ぎではない?デビルマンにしても、キューティーハニーにしてもね。いつのまにか鉄人28号も映画化されてたし。
デビルマンは見てないが、賛否両論ながら、駄作という話を結構聞く。素材としてはスパイダーマンのように続編を作ってシリーズ化も考えられるのに、最初にこけちゃったね。監督とか、脚本家とか、適当に決めすぎじゃないのかな。
アメコミヒーローみたいに大切に扱って欲しいものです。
最近見たDVD
1.O(ワン・ポイント・オー)
人間に感染する、企業の宣伝のためのコンピュータ・ウイルスの話。感染すると特定の商品が欲しくなる。
アイデアは面白いけど、映画としてはつまらなかった。
宇宙戦争
古代から地球を観察していた宇宙人が地球侵略を始める。
圧倒的な威力の敵の兵器は怖いなあ。
旧作は子供の頃見たのだけど、今でも記憶に残っている。総合的に旧作のほうが面白いかも?
最後は、お決まりの宇宙人は微生物で全滅するのだけど、もうひとひねり欲しかった。
映画の中で、主人公が噂話として、大阪人が敵の兵器を何台か倒したと聞くのだけど、どうやって倒したのか気になる。
アイランド
クローン人間が自分達が作られた理由を知って、自由を求め、脱走する。
エンターテーメントとして楽しめました。なんかアイロボットににてるなあ。近未来世界がある部分は進んでいるが、ある部分はローテクと中途半端に思えました。
デアデビル
見るの途中でやめちゃいました。なのでよく分かりません。
ディープ・ブルー
海洋のドキュメンタリーとして秀作と思います。
ボーン・スプレマシー
記憶を失った工作員?の話と思うのだけど、結局、真相がよくわからなかった。でも面白かった。