空の色のもとに

映画「ザナドゥ」のサントラ版です。
しかもLPですｗ。
押入れを整理していたら出てきたもので、3年ほど前、ジャンクショップで新品同用品を見つけて、懐かしくて200円ほどで買いました。
ザナドゥは映画の興行は不振だったが、サントラがヒットした作品。映画は不評だったんですね。でもダンスシーンとかを支持する人も多く、賛否両論もあるでしょうね。おれはまだ映画見てないけど。
E.L.Oとオリビア・ニュートン・ジョンの組んだこのサントラは、前半はE.L.Oの音楽で占められ、前半最後にオリビア・ニュートン・ジョンがボーカルのザナドゥが流れます。

ザナドゥ♪チャチャンチャ,チャンチャ,ザナドゥ～ウウ♪

あの耳に残るリズム、このアルバムに収められている他のE.L.Oの曲もなかなか良く、E.L.Oはこのときがピークだったかもね。オリビア・ニュートン・ジョンはこの後、シングル版フィジカルがヒット、そしてそれから数曲出して、どうなったんだろ？

このアルバムの思い出といえば、高校生の頃,同じバイト先の悪友が"ザナドゥ、買っちゃたー"とうれしそうにバイト先の厨房に入ってきた（バイト先は日本料理店の厨房）。なんでも数年前から欲しくて、やっと買えたらしい。おれは"そんなにいい曲だったら貸して"と。アルバムを借りて、そして以降、E.L.Oのファンになるのでした。

当時、学校の帰りから夜9時までバイトしていて、土日もほぼ一日バイト、そして給料の4～5万はずべて小遣い、登校のときにお腹がすけば喫茶店でモーニング、土日は昼食は外食、ときに夕食も友達と外食、アルバムは週に1枚以上は買っていた。いまのおれよりもはるかにリッチに生活していたのでした。
そしてバイト仲間とは時に帰りに居酒屋に誘われ、カラオケ歌って、泥酔いしてタクシーで家まで送ってんもらったり、テスト前は勉強という理由で友達の家に泊まって、酒飲んでそのまま寝て、翌日友達の家から登校。
休みには繁華街でタバコ吸ってて、一緒に補導されちゃったし、まあ、悪友といえば悪友でした。でも、
みっちゃん、悪友なんて言ってスマソ、悪友とは個人で成立するのではなく、お互いの関係だから、おれもあんたにとっては悪友だたね。それと悪友といっても法律に対しての悪ですからー。だから性格は良い友でした。

そんなわけで、ザナドゥを聞けば当時のことが走馬灯のようによぎり、その友達の顔が浮かぶんです。てか、いまでも夢に出てくるぞ、当時の背格好のままで。

あの、ちなみにうちの子供がタバコ吸ったり酒飲んだらきつく怒りますよ！
あったりまえっじゃん。よくないことはよくない。
当時はそういう方向に行っただけの話で、できればもっと他の方向にやるべきことはある。ほんと、将来のこと思えば、この時期はしっかりと関心あることに熱中すべきです。音楽（バンド）とか、イラストとか。
そう思うと、やはり、そういう、同じことに関心持つ友達とも、もっと親しくいるべきだったろう。てか、そういう仲間がいたのに大切にしなかったことは後悔してます。
この当時に将来のトレンドの基盤がほぼきるので、子供達には大切にして欲しい時期です。