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カテゴリ:映画
先ほど観終わったのがアンソニー・ホプキンス主演の、 「世界最速のインディアン / The World's Fastest Indian」 朝っぱらから爆音を轟かせる63歳のバート・マンロー。 (1967年に1000cc以下流線型バイクで未だ破られる事の無い世界最高記録 190.07mph=約306kmを打ち立てた実在のライダー) 21歳の時手に入れた、1920年製650ccインディアン スカウトにコツコツ手を加え、 いつの日かユタ州ボンネビルで世界最速に挑むことを目標とする爺さまがアメリカへ渡り 最初のボンネビルでの挑戦を描いたヒューマンドラマ。 メチャクチャ良かった。 アンソニー・ホプキンスが夢を追いかけ続ける何ともイイ爺さまを好演。脇を固める俳優人も良いし、 何より71年にドキュメンタリー製作した監督であるロジャー・ドナルドソンの 気持ちがコモってのこの作品なのでは無いかと思った。 上記写真のシーンやクリス・ウィリアムズ演じるゲイであるモーテルの受付との別れのシーン、 夢の地であるボンネビルに立ったシーン、テストランのシーン等々 メチャクチャ良かった。 バイク乗りは勿論、万人に機会が在ればではなく「次の休日にでも観てみて」と言いたいほど オススメな作品。 New Zealand Motorcyling Legend / Burt Munro 世界最速のインディアン / The World's Fastest Indina 2005 / New Zealand, USA / 127min ロジャー・ドナルドソン:監督 アンソニー・ホプキンス:出演 クリス・ローフォード、アーロン・マーフィー、クリス・ウィリアムズ ダイアン・ラッド、パトリック・フリューガー、ポール・ロドリゲス、アニー・ホワイト 以下は木曜日に観に行った2作品。 まずはハル・ベリー、ブルース・ウィリス、ジョヴァンニ・リビシ出演のサスペンススリラー 「パーフェクト・ストレンジャー / Perfect Stranger」 女とは恐ろしい生き物だってのが一つの感想。 もう一つは、タイトルである赤の他人・・・・って確かに。まあ完全犯罪は中々難しいって事? ハル・ベリーは相変わらず美しく、ブルース・ウィリスも役に合った感じで中々良かった。 とは言えやっぱりブルース・ウィリス=ジョン・マクレーンだけどね。 パーフェクト・ストレンジャー / Perfect Stranger 2007 / USA / 110min 監督:ジェームズ・フォーリー 出演:ハル・ベリー、ブルース・ウィリス、ジョヴァンニ・リビシ その後に観たのが、 マイケル・マン製作、ピーター・バーグ監督作品の 「キングダム 見えざる敵 / KINGDOM」 サウジアラビア王国=キングダム。 オイルカンパニーの外国人居住区画でテロ発生。死者100人以上の被害。 そしてその中に混じるFBI捜査官。 現地捜査は却下されるも、4人の捜査官はキングダムへ・・・・ この作品も良かった。 正義感溢れるキングダムの大佐、とその部下。 ただ良く眠れた事に対してアッラーに感謝するイスラム教徒の爺さま。 そして、最後のセリフ。 この世界の争いは結局の所信じるモノの差異では無いのだなぁと。 信仰と称して自らを満たす為に行動する一部のモノのヒトとしての差異なのだと。 暴力が見出すものもまた暴力。 キリストの「右の頬を・・・・」は非暴力の抵抗。そして イスラムの「目には目を・・・・」罪を戒める為の言葉。 それぞれそういう解釈をし、実行しているならばこの様な世界では無いのかもしれない。 ヒトは自らが滅ぶ瞬間まで争い続けるのだろうか? 約束の大地?神の祝福?金?ダイヤ?石油?金?全ては希望。 パンドラが空けた箱の中に最後に残った希望。之こそ最も最悪の災いで在るのかも?と思わずには居られない。 しかし、宗教に関しては信じるモノすらない人間より もしかすると遥かに気高く、幸せなのかもしれないが・・・・・ キングダム 見えざる敵 / KINGDOM 2007 / USA / 110min ピーター・バーグ:監督 ジェイミー・フォックス、ジェニファー・ガーナー、クリス・クーパー、ジェイソン・ベイトマン:出演 アシュラフ・バルフム、ジェレミー・ピヴェン、ダニー・ヒューストン、リチャード・ジェンキンス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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