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テーマ:障害児と生きる日常(4431)
カテゴリ:自閉症児イクメン :パパの奮闘記
人は、自分の痛みにはある程度、耐えられるだけの強さを持っています。
ですが、人が人として生きる上で、どうしても耐え難い事があります。 それは、自分の居場所を見失う事。 人は、群れ(社会)の中で生きています。 孤立は、時として死ぬ事よりも辛い時があります。 孤立は、自己否定へと?がります。 底無し沼に足をとられる様に、ズルズルと引きずりこまれます。 沼の底は、光の無い暗闇の世界。 自分の力だけで這い出る事は容易ではありません。 野生動物は、姿形は同じでも意思の疎通ができない者は、群れの一員とは認めません。 それは、人も同じなのでしょうか。 コミュニケーションが上手くとれない者は、仲間として受け入れてもらえないものなのでしょうか? だとすれば、それは悲しすぎます。 群れから追い出された野生動物は、生きていく事が出来ません。 それは、人間とて同じこと。 私たちは、野生動物ではありません。 優しさや慈しみ、思いやりの心があれば。 たとえ、意思の疎通が出来ない魚や植物であっても。 家族の一員として迎えいれる事ができるのが、人間の筈です。 発達障がいを作り出しているのは、定型の多数派の人達。 群れから追い出し、はみ出した人の事を「発達障害」と呼ぶのでしょうか。 だとすれば、それは決して許される事ではありません。 ヘレン・ケラーさんの言葉にあるように。 障がいをもった子どもたちが、自分の事を不幸だと感じずにすむ社会。 親である私たち一人一人に出来る事は、何でしょうか。 先輩達に学びながら、それを後輩達に伝えていく。 それが先輩達への恩返しでもあり、私たちの役目なのではないでしょうか。 ランキングに参加しています。応援して頂けると大変励みになります。 宜しくお願い致します。 にほんブログ村 人気ブログランキングへ 応援クリック、コメントを頂いた皆様、ありがとうございます。 Twitterも利用しています。 自閉症児イクメン:パパの呟き どんな人にも必ず良いところがあります。 無理に探そうとする必要はありません。 思いやりの心でその人と接していれば、幾らでも見つかるから。 【今日の名言】 どんな人にあっても、まずその人のなかにある、 美しいものを見るようにしています。 この人のなかで、 いちばん素晴らしいものはなんだろう? そこから始めようとしております。 そうしますと、かならず美しいところが見つかって、 そうすると私はその人を、 愛することができるようになって、 それが愛のはじまりとなります。 アグネス・ゴンジャ・ボヤジュ:修道女 (マザー・テレサ:「神の愛の宣教者会」創立者) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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