Keizo's Blog★IT worldを中目黒から考える★

約3ヶ月前に書いたように、ネット企業（ライブドア）がメディア企業（フジテレビ）を買収しようとした日本とは逆に、アメリカではメディア企業によるネット企業の買収が続く。

今週はMTVによるNeoPetsの買収。
NeoPetsは子供＆ティーンエージャー向けのバーチャルペットサイト。

考えてみれば、MTVや、MTV傘下のNickelodeonを見ているユーザーと
NeoPetsのユーザーは同等。
したがって、MTVにお金を払ってくれる広告主もNeoPetsと同等に
子供/ティーン向けに商品やサービスを提供する企業。

広告がどんどんオールドメディアからネットにシフトする流れの中で、
メディア企業が、体力のあるうちに「このままではマズイ」と
ネット企業を買収するのは理にかなっている。


ちなみに、今回の買収額は1億6000万ドルと大きい。
約1年前にMTVの親会社であるViacomは、4600万ドルでSportsline.comを
手に入れているのに。ただNeoPetsは知る人ぞ知るお化けサイトで、
登録ユーザー数は2500万人、月間ページビューは50億。