PARADISE NOW TO TRUE HEAVEN

[仕事・勉強] カテゴリの記事

全75件 (75件中 51-75件目)

< 1 2

• ギガ忙しっす(^-^;)デザイナー、コピーライター？

  GWを前にして輸入ラッシュで毎日ギガ忙しっす・・・昨日のパソコントラブルはなんとかなりそうなんですが、いろいろ設定に時間を取られます。忙しい時に限って仕事が重なるのでバタバタと動きまわっているのですけど、ちょっとやりがいのある仕事を見つけました(^^)最近ちょっとデザイン関係のソフトをいじくったり、企画に参加しているのですけど、これが結構楽しい(^o^)/先日、パッケージデザインのアレンジをしたものが製品化してサンプルが届いたんです。いや～、形として出来上がったものを見るとすんごく満足感があります。思ったよりもきれいに仕上がっていて営業さんも「なかなかいいねぇ」なんて言ってくれると、またやってみたくなります。もうひとつ、現在企画中の商品のパッケージはデザイナーさんに委託してるのですが、そこに「それっぽい英語の文章」を１－２行入れるのんを考えてくれへん？と言われてやりました。うーん、やっぱりquality,valueあたりを入れて、かっこよさそうな英語、何にしようかな？そうそう、future,promise,comfort,fabulousなんてのはどうかしら？とその辺を混ぜてカンタンなキャッチコピーを作りました。それを入れた原案を見せてもらってこれまた満足。やっぱり「作品」が出来上がるものはいいですねぇ。忙しくてもこーゆーのは好きです。頭の切り替えができてかえってすっきりするわ～。とかなんとか言いながらここ２－３日へろへろで、夕食後は爆睡です。で、またこんな時間に起きてます(^^)さて明日は神戸に帰り最初に勤めた会社の人と２０年ぶりくらいに再会します。男性社員ほぼ全員プロ級のミュージシャン。明日ライブをやるので見に行きます。これもネットのおかげ。mixiでマイミクになったことから実現した再会です。ライブが行われるお店の方もマイミクさん。不思議な出会いがありますね、ネットには・・・ではまたライブレポートに乞うご期待！！

  2008.04.25

  コメント(0)

• せっかくの和気あいあいムードが！！

  週末ですね、あいにくの雨なので買出しはやめて昨夜煮込んでおいたカレーを食べてカンタンに片付けが終わりました。今日は職場である出来事が起こり、みなで「あーあ、またかいな！」という話になったんです。昨年秋に入社した事務員さん、それまでに３人立て続けに短期間に辞めたので心配していたのですが半年経ち、もう大丈夫だろうと思っていたところ・・・やっぱり問題勃発(T_T)上司の女性は今回、非常に気を使って仲良く楽しい会話を交えながら仕事をしているようだったのですけどね。でも、ここひと月くらい会話も途切れがち、時折きついことばも聞こえてくる。当然、険悪なムードになり、仕事上必要な会話さえもできないような状態に。ワタシは直接関わりがないし、はっきり言ってややこしいことに巻き込まれたくないと思いながら眺めていました。今までのことを新人さんに吹き込んで変な先入観を持ってはいけないと何もアドバイスせずにいたんですが、今日はバクレツです。というのも先週には上司の女性は朝１時間だけ仕事をして何も言わず帰ってしまったんです。ホワイトボードに「早退」と書いてあったので部下の女性に「早退したのね？」と聞いたら彼女は何も聞いていないという、おまけに２－３日前は休暇を取っていて、それも部下は何も聞いていない、きわめつけは今日、午後の休憩から戻ってきた上司はちょっと席をはずしたのかと思いきや、パソコンの電源はおとして机の上も片付いてる。何も言わずに帰ってしまったのでした。不満があるのなら直接部下に説明すればいいものをこーゆー態度を取られると復旧が不可能になるんだけど。おまけに気に入らないことがあると翌日からずーっと「私は気に入らんのよ！」というオーラを発しまくり、まったく口を利かなくなるんだよね。せっかく最近は職場の雰囲気がよくなり、コミュニケーションがスムーズだから仕事の流れや協力体制がよくなってきたのにねぇ。またしても女子全員が敵！みたいな険悪なムードにならなきゃいんだけど。還暦もとっくに過ぎてどうしてそんなんだい！もう、ちと大人になれんかい？と思ってしまうワタシ。事務員さんの愚痴を聞きつつ、同じような体験をしたことなどを話し、古傷が痛んでしまいましたが、とりあえず来週が無事に始まることを祈ります。とにかく辞めないでね！

  2008.03.14

  コメント(0)

• 社長、逃げないで～

  昨日の午前中は頼まれていろいろな資料を作っていたんですが、今年上半期の目標を立ててそれを達成すべく社長に見せてついでに賞与の交渉もやるから！と張り切っていた営業部長。今日から社長は出張なので昨日の夕方に「社長ちょっと話が・・・」と切り出したところ、社長は何を察知したのかとにかく避けたい！という気持ちが見え見えで話題は変えようとするわ、他の用事があるからそんな時間はない・・・とえらくびびっていたのですけど。退社時間だったのでワタシはお先に失礼したのですが、今朝聞いたら結局話はできずに「ま、ま、食事でも行きましょう」と誘われて行ったそうです。うーん、せっかくやる気になっているのにねぇ。それにたとえ目標値を出したところで思いっきりたくさんの賞与がもらえるなんて誰も期待していませんよ～以前からマイナス要素については細かく社長から数字の指摘があったもんだから、そうしたらすべてをちゃんと出してはっきりさせた方がいいということになったんですよ。プラスの部分もたくさんあるし、マイナスの部分にもあいまいな箇所がたくさんあるってことはデータを出せば明らかなんだし。がくっ！社員を信用してやって下さいね～さて、社長が出張から戻ってきたら話ができるのでしょうか？それともこのままうにゃむにゃになって賞与近くに「これもだめ、あれもだめ！」って言われていいなりなんでしょうか？社長、お願いだからモチベーションを下げるようなことはしないで下さいね～

  2008.01.23

  コメント(0)

• ルー大柴的キャッチコピーな肌着(^^)

  肌着を取り扱っているわが社、寒くなってきたので毛混やキルトやカシミア混や遠赤や発熱ものの肌着の売れ行きが伸びております(^o^)ほとんど中国のメーカーに直接注文しているのですが、今朝メーカーから販売可能な他社製品の在庫があるから「買ってくれます？」のメールが届いていました。そのパッケージがなんともいいんですよ。でかでかと真ん中に「とっても寒いウィンター」と書いてあるんですわ。その下には小さく「抜群の保暖」とある。見せてもらって「ルー大柴みたいやん！」って言うと営業さん、大笑いです(^-^)それに「保暖」って・・・意味はわかるけど、そういう言葉は使わないよね？ここはさしずめ「あったかキープ」（これはルー大柴的じゃないでしょ？）くらいが妥当じゃないかと。朝から笑うとなんだかいい一日が始まる気持ちになるもんですね。ここんとこ、毎日のように商品が入荷するので大わらわですが、最近職場の雰囲気はいいです。今年４人目の経理部の女性も無事３月が過ぎ、社員になったようだし。仕事内容、待遇はさておき、このままのアトモスフェアー（？）が続くことを祈るばかりです。先日、朝の情報番組で「ルー大柴カルタ」の紹介をしてましたが、「嘘からでたトゥルー」なんてのがありました(^^)ルーさん、ちょっと暑苦しそうですが、結構好きですね。なんだかいい人そうでしょ？これからもツゲザーして下さい。（意味なってませんね・・・）

  2007.12.05

  コメント(0)

• 円高が加速していますが・・・

  先週からのドルの動きが著しいですね。昨夜、ニュースを見ていたらこのまま進んで１００円を割る可能性だってあるらしい。でも、そんなことになっちゃうのでしょうか？勤め先は輸入貿易がメインなので円高は大歓迎。いつもなかなか利益を上げることができなくて苦労しているのでとってもうれしいのです。すでに売値が決まっていてこれから輸入するものに関してはここで為替予約をしてしまうと利益は確定するのですが、逆にこのまま円高になると期日まで待った方がいいかもしれない。そんないろいろな思惑がありつつ、社長が毎日様子を見ているところです。しかし、予約するにしろ、手元にお金がないとダメなので限度があるのですよね。輸入に関しては大歓迎の円高、でも輸出は逆だから自動車の輸出なんかは不利になるから日本経済を牽引する大手企業にとってはダメージになるから全体としてはどっちがよいのでしょう？個人的には安く買い物ができるのはうれしいです(^^)

  2007.11.13

  コメント(0)

• よくトラブリます、会社の機械たち・・・

  月曜日はたいてい朝からどこかの機械類がおかしくなるわが社。今日は全員、「メールの送信ができない！」と訴える。インターネットもメールの受信もできるのに送信だけができないっていうのはどういうことなんでしょう～実は物流倉庫では先週から同じ問題がおきていたんですが、メールのやりとりは本社とだけなのでメッセンジャーを替わりにしてファイルを送信しておりました。しかし、本社がそれだと困るのよね。得意先とのやりとりができない！で出社した社長がいろいろと調べてくれてメールの設定を変更しただけで無事に使えるようになりました。しかしね、まだまだあちこち困っております。物流倉庫には本社からのファックスがちゃんと届かないのよね。毎日たくさんの出荷指示書を送るので必需品なのに途中で切れたりしてエラーが出続けます。仕方ないので先日からスキャンしたものをメールで送っておりました。でも今朝のトラブルではそれもメッセンジャー経由でしかできないため、スキャナーに繋がっているパソコンにもメッセンジャーをインストールしてhotmailアドレスを取ってなんとかする。社長に聞くと倉庫の方のパソコンに問題があるらしく、近いうちに行って直すそうですが・・・数ヶ月前に買ったコピー兼ファックス、これもくせものでした。以前のはもう、判読不明なくらい黒くなってたのに、オークションでなかなか見つからなくてかなり長い間みんな、がまん。やっと見つかって、すいすい動いていたなあ～と思ったら、送信のエラーメッセージが出たり出なかったり。ほんとに送れているのかぁ？と確認の電話をいれないといけません。それから連続してコピーができてたソーター（っていうのかしらん）がなぜか１枚づつしかできなくなって、マニュアルを見たところ「セールスマンコール」のエラーらしい。オークションで買ったので文句をいうところがなくて、なんとか直さないといけないようです。ほとんど使い物にならないカラーコピー。たまーに、気が向いたように１、２枚出るのをかすかに期待しつつ時々トライ。コピー機と机の間を行ったりきたり、詰まった紙を取り出したり、定着していないトナーで手がえらく汚くなって手を洗いに行ったり。社長に聞くと新しいものをオークションで探しているらしいけど、なかなか見つからないそうで・・・いつまでかかるんじゃい？今年になってから４人目の事務員さん、今回はどうしても辞めてもらいたくないようで、上司がえらい気の使いようです。ゼンゼン、怒りません。雑用させません。３日も休んでもニコニコしています。ややこしい仕事は与えないから全くすることがなくなると机でひじをついてボーッとしていると上司から話しかけて世間話を長々とやってます。今までの人には「やることは一杯あるから、心配しなくても徐々にあげるから！」って言ってたはずですが・・・おかしいんじゃないかい？夕方に携帯の留守電に派遣会社からお仕事紹介のメッセージが入っていて思わず、気持ちがそっちに行きそうになりました。ま、せっかくですから、冬のボーナスはほしい・・・それにしても、変だよね、この会社(T_T)

  2007.10.29

  コメント(6)

• ダーウィンの「進化論」を越えて～ID(Intelligent Design)へ

  今日もお話を聞きに行ってきました(^-^)家の近くでキリスト教集会があり、おもしろいテーマの講演があると新聞の折込チラシで知ったのでした。以前の日記でちらっと「教会へ行ってみたいのだけど・・・」と書いたことがあり、その後も機会があれば・・・と思っていたのでちょうどいいわ～と出かけました。今回講演をしていただいた北野美也さんは高校の物理の先生を１１年していたという理系のクリスチャン。なので「聖書の世界。初めに神が～創造か科学か？～」という科学的視点からお話をされました。いや～、めちゃくちゃおもしろかったです！というか常識が覆されたような気持ちになったんです。「あなたはダーウィンの進化論を信じていますか？」と、もし尋ねられたらどう答えます？私は「そう習ったし、人間の先祖は猿なんだからたぶん単細胞動物からずっーと来て人間にまで進化したんでしょう」と確証もないまま、ちょっと頭をかしげながら答えることでしょう。でもね、そうじゃないそうなんです。現代科学の最先端は生化学でそれはDNAの研究であってそのメカニズムから突然変異によって進化するということは１００％ありえないのだそうです。突然変異によって塩基が欠落し奇形が起こることはあっても新しいものが作り出されるということはないのだそうです。進化論が発表されたのは１８５９年でそれから１５０年も経っていてその間の科学の進歩はめざましく、正しいのなら証明をすることは可能なのに進化論者たちは１９５２年頃に発見された２重螺旋構造のDNAのことはまるで「なかったかのように」振舞っているらしい。それはまるで宗教裁判の頃のようなもの。話は戻るのですが、はじめにガリレオたちの科学者が教会から迫害されたのは「キリスト教vs科学」という構図ではなく実際には「教会という権威vsプロテスタント」というのが正しく「キリスト教vs科学」なんてことを教えているのは日本くらいです！と北野さんは断言してました。いつの時代も確立した権威は保守的になり新しいものを受け入れようとしない。だって認めたら自分たちの立場も収入もなくなる可能性が大だから。（現代科学の祖、コペルニクス、ガリレオ、ケプラー、ニュートンは全員クリスチャン。宇宙の法則＝物理学を研究すること、すなわち真理を追究することに人生を捧げた）さて現在も教科書に書かれた「ダーウィンの進化論」の証拠についての北野さんの説明がありました。進化の証拠１．胎児のかたち２．相同器官と痕跡器官３．始祖鳥４．馬の化石１．胎児のかたちは進化の歴史そのものを表している。最初にえらのようなものがあったのが成長とともに消えるのは進化の証拠。ぶー、正解は丸まっているからあごのあたりにしわのようなものができているだけのこと。それにこの部分は呼吸とは全く関係のない器官になる。２．相同器官ー盲腸のようになくてもいい器官が残っている。痕跡器官ー尾てい骨はしっぽのなごり。ぶー、どちらも違うんだそうな。どちらもちゃんと理由があって存在するものらしい。３．これが一番びっくりしたんだけど、教科書や図鑑で見た始祖鳥の化石は捏造されたものなんだって！！ひぇ～！進化論から２年後に初めて発見されたとされる始祖鳥の化石、発見されたのはドイツのゾルンホーフェン、発見者はヘーバーラインという人。で、この人どういう人かっていうと、この地方では大理石が取れ、その細工師がたくさんいてそれをまとめる仕事をしていたそうな。つまりですね、そういう細工師を動員して爬虫類と鳥を合体させた偽化石を作ったのだそうな。平面にこれだけきれいに残ること自体が不自然。それに羽根は化石には成りえない。このことはその後、不信に思った科学者が調査した結果、接着剤の後やらその他不自然な点を見つけて証明したそうです。しかし、始祖鳥の化石はもうひとつ発見されるのです！でもね、それ、同じ場所なんですよ。おまけに発見者はさっきのヘーバーラインの息子。またかい。親子して大金を手にした後はスイスに豪邸を買って優雅に暮らしたそうな。この２体の化石以降、始祖鳥の化石はどこにも発見されていません。（始祖鳥なんていなかったのだ・・・がくっ！）４．５匹の馬が小さい方から大きい方へと年代順にならんでいる絵。こうやって徐々に進化したんですよ、という証明。見たことありますよね？でもこれって化石が発見された場所はゼンゼン違うんだそうな。この絵が発表された時、進化論者でさえ、「場所が違うのだからこれ、使っちゃだめ！」と抗議したのになぜか今でも日本の教科書には載っているそうな。以上４つだけが進化論の証拠なんだそうです。とほほ・・・「もしも魚の肺が人間の肺になるまで進化したのだとしたら」と北野さんは仮定してわかりやすく説明してくれました。大人の人間の肺の面積はテニスコート１面くらいもある。それは表面の柔毛突起のなせる業。つるつるの肺から人間への肺へと進化するとしたらその過程で巨大なつるつるの肺をもった世代があったはずだし、もしそんなことが可能だとしてもつるつるだから鳥にでもつつかれたらバン！とすぐにやぶれてしまっていただろうし。身体のあらゆる器官がそういう段階を経て現在にいたるのだとしたらダーウィンの言う進化を待つほどに時間はなかったという。誰かが設計図を用意していたとしか考えられないのですと。まあ１５０年以上も前に立てられた仮説なんだから覆されるのは宿命のようなものだけど、未だに執着したり、日本のように公然と教えられること自体がおかしいです。ではなぜか？それに変わるものを提示することができないからなんだそうな(..?)で、現在の最先端の科学では「創造主は存在する」というのが主流。それをID(intelligent Designer)＝知性の設計者、と呼ぶのだそうです。ここに来てやっと「キリスト教集会」ぽくなったのですが(^^;)、ではそのID=神だろうか？というと科学者たちはそうではないと言っているそうです。（彼らはクリスチャンではない）神には人格があるけれど、IDには人格のようなものはないと・・・愛情や感情や犠牲の気持ちも持つ存在を作り出すことができたのは神以外にはいないのでは？というところで講演は終了したのでありました。教会の集会ということで聖書の勉強会みたいなものかと思ったら、どっこい科学のお話でした。講演の後、隣にすわった人から声をかけられてキリスト教について話をちょっとしました。神様は存在することは実感するけれど、どうしてキリスト教でなければならないのかがギモンだったのでそこいらへんを話したり。近くで教会を見つけたし、怪しい（？）系統でもなくて勧誘もしないようなのでまたこういう集まりに参加してみようと思ったのでありました。帰りはそうそう！炊飯土鍋を買わないと！！とチャリンコを漕いでホームセンターへと急いだのでありました。現実はこーゆーものです。（やっぱりごはんは土鍋でなくちゃ！！）長い文章になりました。ちょっとここに参考資料について書いておきます。（自分用メモ^^;)1981年アメリカ自然歴史博物館：コリン・パターソン（進化論そのものに疑問を投げかける）M.Jベーエ「ダーウィンのブラックボックス」（徹底的な進化論批判とその根拠）フレットホイールー始祖鳥が偽者だと証明

  2007.10.07

  コメント(2)

• 

  相愛大学公開講座「ヴァージニアウルフが描いた生のかたち」

  今日は午後から相愛大学の公開講座に行ってきました。大阪南港、ニュートラム「ポートタウン東」駅から歩いて５分くらいの場所に大学はありました。今回、フリーペーパーで知った公開講座、正直なところ相愛大学についてはほとんど知識がなかったのですが、行ってみて驚き！とてもきれいなキャンパスです。緑に囲まれて１２０年もの歴史のある由緒ある大学なのですね。校内の掲示板を見たり、楽器ケースを持った学生の姿を見るとここは音楽関係の学部が充実しているようです。　　　　　　　　　　　　　　　さて、なんで行こうと思ったか・・・というと、第一にタダだったからです(^^;)それから名前と簡単な経歴しか知らない作家「ヴァージニア・ウルフ」について知るよい機会ではないかと。なので出席する以上は１冊くらいは本を読んでいかんと先生に失礼だろ～と思い、代表的な作品であり、入手しやすい本を選びました。「ダロウェイ夫人」がちょうど書店にあって、おまけに今年の８月に改訂版が出たばかりの集英社文庫をゲット。しかーし！昨日まででまだ５０ページくらしか読めていない(T_T)なので今朝からせっせと読んで半分くらいまでなんとか読みました。講師の石川玲子先生が初々しくてかわいらしかったです(*^-^*)緊張しながらもきっちり準備をしてきて順序良くわかりやすく紹介してくれました。（レジメです）　　　　　　　　　　ヴァージニア・ウルフは文化的に恵まれた環境に育ちながらも１３歳で母を亡くし、その時に精神病を患ってしまうのです。その後、精神病による発作と自殺未遂を生涯、何度か繰り返すことになり、ついに５９歳の時に入水自殺してしまいます。２２歳の時に父を亡くし、翌年ひとつ違いの兄をチフスで亡くし、姉は出産時に命を落とす・・・などの不幸な出来事が続いたことも彼女を精神的に追い詰めていたようでした。それでも亡くなった兄、トビーのケンブリッジ大学の学友などが集まり、ブルームズベリーグループと呼ばれる一種のサロンを開いては新しい文化の流れを拡充させていたのです。ここにはその後、歴史に名を残すような多くの文化人（作家、美術評論家、経済学者など）が集っていました。ひととおりの経歴の紹介が終わった後、「では、作品の中でウルフは何を言いたかったのかを本の抜粋から考えてみましょう。」と先生が用意したレジメはさっき読んだところの「ダロウェイ夫人」でした。それも集英社文庫。ピンポーン！なので、話がとてもわかりやすかったです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　でも、この本、実際のところ何が言いたいのかわからないのですよ。１９２３年の６月のある水曜日の一日についての小説なんだけど、それほど大きな事件は起こらない。政治家を夫に持つ５２歳の主人公が夜にパーティを開くのだけどその朝から夜までのお話なんです。読んでいて感じたのは「ひとりごとと街行く人々のスケッチと言葉にはしないままに日々人が考えたり思ったりしたことを文章にした」というものです。いろんな人が出てくるのだけど、その登場の仕方もふいにその人の言葉だったり意識だったりするので一瞬、「え、今さっきしゃべってたのと違う人じゃん！」と思いながら読み進んでいくと自然とその違う人に気持ちが移ってゆくような感覚。本のあとがきに翻訳者の丹治愛さんがいみじくも「ウルフの小説は基本的には直接話法の世界なのではないだろうか？」を読んで納得したのであります。このように本の説明をしてもイマイチですが、読んでいると人の思考のパターンに近いような気がします。都会の喫茶店でひとりでお茶を飲んでいて、街行く人を眺めている時に心に浮かぶことは際限なく、無秩序に、また時系列ではなく現れては消え、時には見ず知らずの通り行く人の表情や身なりからその人の人生を勝手に想像したり・・・そんな経験はありませんか？ワタシには「ダロウェイ夫人」はそれに近いものに思えたのでありました。もちろん時代も、年齢も社会的な立場も違うけれど。他の作品でも彼女が目指したものは従来の小説とは違ったものだったようです。本日のレジメの中から・・・ウルフの小説観小説についての批評にいつも付きまとうあいまいさを承知の上で、あえて言おう。現代の私たちにとって、今主流となっているものを捕らえるよりもむしろ取り逃がしている、と。それを人生、精神、真実、あるいは現実と呼ぶことも出来るであろうが、この本質的なるものは、私たちの用いている不適切な器のなかで、取り逃がされ、もはや捕らえられなくなっているのである。(Modern Novels)相島倫嘉『イギリス文学の流れ』より抜粋１９世紀後半に、リアリズムや自然主義に強力に対抗する芸術の国際運動（モダニズム）が起こる。小説・詩・演劇・美術・音楽・建築などあらゆる芸術と連動する。小説では特に「意識の流れ」(The Stream of Consciousness)を重んじるジョイスやウルフやマンスフィールドが出現する。一方には従来と変わらぬ手法に見えるが、人間の内面を照射する新しい小説世界を創造したE.MフォスターやD.Hロレンスなどがいる。ウルフはフェミニストの論客としても知られ、また一部では同性愛者だったとも言われ、小説以外でも生き方そのものが注目されていたようですね。小説を書き終わる頃にいつも精神病の発作に襲われ、「幕間」を書き終えた後、また発作が起こるのではないかと不安になり、夫のレナードに迷惑をかけ続けることに耐えられないとついに自殺してしまいました。ちょっとむずかしい話ではありましたが、久しぶりに学生みたいな気分になれて現実からも離れて充実した時間をすごすことができ、よい休日でした。初めて降りた駅なのでショッピングセンターをうろうろするのはいつものことですが。ここにも１００円均一がありました！！見たことないものがあったのでちょこっと買ったり。やはり現実はこーゆーものです(^^)

  2007.10.06

  コメント(0)

• 中国のお酒「景陽春」のお土産

  社長が出張から戻り、先日来社したお客さんにもらったお土産を分けてもらう。中国の３２度もある景陽春というお酒だそうです。さてどんなお味がするのでしょうか？(『水滸伝』でこれを飲んで虎退治をしたとあるそうです。リンク先のものは５４度もあるのですね～)思えば、先週は月曜日出社すると営業さんから「インターネットでけへん」と言われて慌てまくって始まった一週間でした。全員のパソコンの具合がどうか聞いてみたら、隣の部署は大丈夫だという。ということはこちらのかたまりが繋がっているどこかがおかしいのだろうとケーブルの繋がった元を探して、スィッチングハブの電気が点いてないのを発見。月曜の朝なのでとにかく早く正常に戻さないと受注もメールの受信もできないから少々パニクってしまいました。社長の出張先まで電話をかけてみるも「壊れたのでしょう～。もうひとつのハブの空いたところに繋いでみれば？」とのアドバイス。でもね、そこのハブまで遠いのよ。長いケーブルを探すのも、全員のを繋ぐのも大変だ！ということで「買うしかないか！」と近くの文房具店に聞いたら幸いに置いてありました。おまけに安いじゃん！１万円くらいするなら、社長のアドバイスに沿うようになんとかせねばと思ったけど、ハブ、２０００円ほどであるのですよね～なので、買ってきましたよ！こういう時に会社が便利な場所にあるというのはとても都合がよいです。ケーブルを繋ぎなおしたらあっさりと直りました。ふぅ、コンピューターは便利だけど、依存率が高くなるほどこーゆートラブルはほんとにオソロシイ！先日はある営業さんのパソコンが急に唸りだし、音がしなくなったなあと思ったら動かなくなりました。社長いわく「壊れましたね！みんなのパソコンも同じメーカーだからいつ壊れるかわからないよ！」と言われました。当の営業さんのパソコンは社長が直してまた動くようにはなったけど、データーはすべて飛んでしまってました。彼のパソコンではたぶん、同じようなことが前にもあった。自分にそんなことが起こったらえらいこっちゃ！なので先日、電気店で見つけた２ギガのフラッシュメモリーを自腹で購入して大事なデーターを随時バックアップとっております。だって社長が用意してくれたでかい外部メモリーを繋ぐのも大変だし、なかなか認識しないもんだから・・・今週は通常に忙しいくらいのスタートです。ただでさえ忙しいのでややこしいトラブルは起こりませんように・・・

  2007.09.18

  コメント(0)

• 中国語の色のお勉強

  勤め先は中国からの輸入をやっているので中国語にはちょっと慣れ親しんでいる日々。でも年初の目標の「中国語を勉強する！」をまったく実行してなくて(^^;)もっぱらヒヤリングばかりですが、読む方はちょこっと進歩しているかも？輸入の書類はワタシの元に回ってくるのでそれを原価計算したり、日本語の品名をつけてパソコンに入力したりしています。ま、通関書類は英語なのですが、時々明細が中国語でくっついてきます。初めのうちは中国人スタッフが日本語を添えてくれていたり、こちらから聞いて教えてもらったりしてたのですけど、簡単なものはわかるようになってきました。(^-^)vと言っても色くらいなんですけど！！漢字だからだいたい想像できちゃうのですが、中国側でも努力してくれてカタカナを書いてくれていることもあります。でも、これがちょっと笑える。たぶん、みなさんもどこかで見たことがあると思いますが、次の文字に混同が見られます。１．ソ　と　ン２．ツ　と　シ３．エ　と　ユ４．ヨ　と　モ５．ク　と　ワそれから大文字と小文字の混同なので我社で扱っている肌着の色がこんな風になっちゃてます(^^)ピンク→ピソワ　・・・・なんだかフランス語みたいサックス→サツクス・・・けつまずいてこけそうなかんじベージュ→ベーヅェ・・・どこかの方言みたいモカ→ヨカ　・・・・いいかんじです！さて一方、中国語で書かれた色から日本で該当する色を想像してみましょう。１．月と夫がくっついた文字（変換ができない）と色２．月と羊の真ん中の１がない（こちらも変換できない）文字３．粉紅４．暗粉５．浅粉６．米白わかりますか～？１はベージュ、２はサックス、３はピンク、４はピーチ、５もピンク、６はオフホワイトなんですよ。月が入っているとブルームーンから青を想像できますね！ピンク、ピーチの違いもふむふむです。オフホワイトもなるほどです。１の月へんに夫は肌みたいな意味らしい。でもね、その字をパッと見て、日本人の営業さんは豚色って読んで爆笑です。中国人スタッフいわく、ベージュは「肉色」ってことで、豚だ！肉だ！と呼ばれているベージュの色のイメージがちょっと崩れてしまいました。なんだかんだと言いながら楽しい（？）職場・・・

  2007.09.13

  コメント(0)

• 今年、４人目の新人さんが入社

  経理に今年になって４人目の女性が今日から出社しています。はてさて、どれくらい持つでしょうかねぇ。新人さんが入る度にお掃除の当番表を作る役目をしてますが、なるべく短めでよいか・・・と思うのでありました。いつも３－４月分まとめて作ってますが、今回は２月。逆の効果で長く続いてくれるかも？という期待もあります。でもね、初日からびっくりしてないかしらん？とすでに心配になっている。朝から中国人スタッフにはスカイプで中国の工場から支払いの催促の電話がかかっている。今日は電話の向こうで工場長の奥さんが大声で泣いていてほんとに困った様子。くたくたになったスタッフは「明日休もうかしらん？」と言うと営業さんが「今度来たら会社ないかもよ～」なんて言っているのを聞いたら新人さん、内心びっくりしているでしょうね。とにかく辞めないでがんばってほしいですぅ・・・

  2007.08.28

  コメント(0)

• 求人募集中！次の人は辞めないでね(^^)

  先月２５日に今年になって３人目だった女性を辞めさせて（？）すぐにまたハローワークで求人募集中のわが社。偶然見た募集要項では今回は正社員を採用するらしい。先日辞めさせられた女性についてある筋から聞いたところによると、現在総務経理担当者がそろそろ一線を退くつもりなのでその後任の人物を探しているので求めるレベルが高いのだそうです。補助のつもりでいるような人ではだめなんだそうです。（でも彼女はパートだったぞ！）それに、社長はなんでも「すぐと言ったら即！」という人なのですべての引継ぎだって１週間くらいで十分だと思う人。長い目で見るということはしません。なのでバリバリできる人が来てすぐに後任として仕事がパーフェクトにできることを望んでおるのですわ。たぶん。今年になってから来た二人の女性はとてもできる人でした。経験が長いのでおそらくこの会社の理不尽な点を見抜いてさっさと去って行ったのだと思います。ね、バリバリの人はびっくりしてとっととさよならなんですよ。営業さんと話をしていて「今度は正社員だし、いい人が来て辞めないといいよね～」なんて言ってると「誰が来たってあかんわ、今やってる人だってここの経理は誰にもできへんって言ってるし」と言う。「でもそうしたら引退できひんやん！一体誰が後やるのよ？」って言うとワタシを指さし「まわってくるかどうか知らんけど、可能性あるよ。他にはおらんわ」なんてことをのたまう。やめてよね！！ワタシ、簿記の免許は持っておらん！それにほんまにここの経理はしんどいぞ。黒いものも白いと言わぬと勤まらぬポジション。おまけに何かあったら責任ものだし。あらゆる決裁を社長に仰がないといけなし、その社長の出勤時間は毎日ほぼ夕方だぞ～。休暇だってまるで取れないぞ。（今もだけど）先日からは物流管理のやり方を全面的に変えた今の仕事だって今まで以上に時間がかかるようになってるし。わたしゃ、今でも手が回らぬほど忙しい。残業手当もないのにこれ以上仕事増えたらできません！死にますぅ！断固拒否しますぞ。とにかく新人さんが理不尽さを飲み込める人でそれなりになんとかやって行けることを望むばかりです。なんとなく今まで目の仇のようにきつかった経理さんがやたらと優しいし、社長も出張のお土産くれたりして妙にいやな予感です。とっとと立ち去ることができればよいのですが。静かに潜伏しながら脱出口を探すしかないでしょう(T_T)

  2007.08.03

  コメント(0)

• 

  アクセス、クエリー覚書

  昨日の日記で書いた問題が今日は解決しました(^-^)たくさんのデータをひとつにまとめるにはやっぱりデータベースが便利でした。エクセルは入力がしやすいし、ひとつの表なので操作も楽だけど、いくつかのデータをひとつに固定してしまうとかえって不自由になることがあるのですよね。アクセス、実際に活用できたのは今回が初めてかもしれません。なんとかせねば・・・と追い込まれるのも、ない知恵をありったけ搾り出すよい機会。せっかくできたので忘れないように今日は覚書です。「なんじゃ～？」と思ったらスルーして下さいね。１．まず、アクセスを立ち上げ、新規作成（これはどのソフトでも同じ）２．今回はすでにエクセルのデータがあるので「外部データの取り込み」をします。　　数量がメインのエクセルと商品コードと原価のみのエクセルを合体させ、　　同じ商品コードで括ってひとつのデータに表示させたかったのです。　　取り込みをする前に元のエクセルの表をわかりやすい形にしておきます。　　列の一番上がフィールド名になるので二つのエクセルの列名は統一しておきます。　　もちろん、タイトルとか入れていたら省いて一行目に必ずフィールド名になるものを入力。３．取り込みをすると２つの新しいテーブルができました。４．さてここからがミソで二つのテーブルの共通するフィールドに関連付けをします。　　ツールの「リレーションシップの作成」でふたつのテーブルのフィールドリストを表示させる。　　共通の商品コードをくっつけるため、項目をドラッグさせるとリレーション完成！　　結構、カンタンでした。５．ひとつの表を表示させるために「クエリー」を作ります。　　便利な「クエリー作成ウィザード」があるのでそれに従う（集計させたい項目など選択）　　と、出来上がり！６．この集計クエリーなるものをエクセルにエクスポートします。７．エクセル化した表をエクセルのワザを使って加工し、ほしい資料ができました。１０時過ぎにはできたので、１３時のタイムリミットには間に合いました(^^)これを機会にもっとアクセスが使えるようになりたいと思ったのでありました(^o^)/２００７も出ているようですが・・・　　　　　　　　　　　　　

  2007.07.19

  コメント(0)

• 目が痛いっす(x_x)

  ♪毎日、毎日、僕らは鉄板の・・・♪じゃないですけど、毎日毎日資料作り。どれも同じようなものばかり、３０以上作ったか？「数量だけでいいのね？」「金額も必要になるんじゃないの？」と何度も念を押して資料を作ったにもかかわらず、苦労して仕上がったら、「金額もいれてくれる？」と社長。そうなるかもしれないとは思っていたけど、とにかく急いでいたから数量だけだったけど、やっぱりちょっと時間はかかっても金額もひっつけておけばよかった・・・そのためにサービス残業なんてたまらんよ～エクセルのフィルターやらピボットテーブルを駆使したけどすでに出来上がった資料に単価を挿入するのは至難のワザ。エクセルでは限界か・・・と思ってちょっと齧っただけのアクセスでなんとかせねば・・・とテキストを持って帰ってきたところ。リレーションというやつかはたまたクエリーか？？明日１時までには仕上がってないといけないらしいが。今日の教訓・・・・いいよ。と言われても信じてはいけません。ついでにできるだけの情報はくっつけておくこと！

  2007.07.18

  コメント(0)

• そ、そんなに簡単にクビ切れるんですかぁ？？

  時々、このブログに登場する当社の新人さん、今朝洗い場に行くと浮かない顔をして「ちょっと」と話しかけてきた。「なんだかやばそうな・・・」と思ったところ前日に上司にお茶に誘われ手短に言うと「気に入らないので２０日で辞めて下さい。」と言われたそうです。なんとなく気に入っていない感じはしていていたけど、２人続いてすっぱり辞められたから今度は大事にしてあげるのかと思っていた。一人目は４０代の主婦で仕事の経験も長くておまけに話をあわせるのも適当にうまくていい感じでした。二人目は３０代で独身だけどかなり経理の経験があるようだったし、無口だけどテキパキと身の軽い、いわゆるできる人でした。その二人に愛想をつかされたので今度は２０代で素直だけどそれほど仕事の経験はない子を選び、わが社の色に染めようとしたのかと思ってました。でも育てるのに時間がかかることをわかっていないというか見切りが早いというか。それにしても今まで勤めた会社でも「困った人」というのはいてもあからさまに「辞めて下さい」なんてとこはなかったですね～よほど総スカンをくらわすか、それでも開き直るタイプが結構いるので、仕事を干すかしてわからそうとするのだけど、仕事を干されても「楽だわ！」と思う種類の人も結構いる。先日会った友人も「よく休むわ、遅刻はするわ、ゼンゼンやる気のないやつがいて休暇も取れない！みんなもわかっているからさっさと辞めてほしいんだけど、辞めるとかいいながら辞めなくて困っているのよ～」ってぼやいていました。世の中、なかなかうまくゆきませんね～わが社の上司、もしかしたら二人続けてふられたので今度はやばそうだと感じたら自分からふってみたかったのかもしれません。その気持ちもわかるような気がするかも？結構、プライド傷ついていただろうし・・・とにかくまたまた雑用の分担が増えます。それはまあいいけど、絡む仕事だけは勘弁してくれ～！！と今週も波乱万丈な職場でありました。台風が近づいているようだけど明日から神戸に帰ってリフレッシュしてきます！！

  2007.07.13

  コメント(0)

• バイオエタノールの副産物

  さっき、ネタがない！と書いた後で、テレビをつけるとバイオエタノールの話が・・・そうそう、今日会社でおもしろいアプローチがあったわ、と思い出したのでありました。オーストラリアから小麦を輸入し中国へ送るという三角貿易を時々やっている当社。オーストラリアに住む日本人で小麦のビジネスをされている方と以前に知り合う機会があってしばらくぶりに連絡がありました。なんでも今話題のバイオエタノールの会社を立ち上げたそうで、それ自体はわが社の仕事とは関係がないようなのですが、バイオエタノール製造の一次工程でグルテンができるそうなんです。グルテンってうどんとかの粘りの成分のこと。これをなんとか販売するルートを作りたいと考えた時にわが社を思い出してくれたのですわ。これからの商売、やはり日本だけじゃなくて中国も視野にいれて展開してゆきたいので中国とのコネクションを探しているとのこと。近々日本でお会いしましょうということになり、なんだか久しぶりに貿易っぽい仕事にワクワクするのでありました(^^;)

  2007.07.12

  コメント(0)

• 社長、そのリズム、かなりおかしいです！

  何冊か読んだ本について書きたいとか思っているのですが、このところ仕事が忙しくて帰宅して夕飯の片付けが終わると、ぼおっとしたくなります。それにしてもわが社長さん、いつも２－３時に出社して１時間ほど電話などで仕事をした後、どこへともなく消え、５時過ぎてから戻ってきてまた電話とかで仕事をして社員がそろそろ定時になる頃にいろいろと聞いてきたり、指図をしたりします。先週はものすごく切羽詰った感じだったので残業して内容を聞き、それにあった資料をその場でいくつか作成して渡したのだけど、翌日になるとまたゼンゼン違う資料を要求する。その日も遅くなりそうだったのだけど、そこはつかまっている営業さんには申し訳ないと思いながら先に帰りました。翌日聞くと１０時すぎまで説教をされたそうです。で、内容を聞くとたいしたことがなくて朝３０分もあればわかるようなことでした。何日も同じテーマでぐるぐるまわり、結局何が言いたいのかがわかりません。今までも何が言いたいのかわからない人と仕事したことがあるけれどそのうちわからないなりに道筋が見えたものですが、今はだめですね～というか、せっかくやったことが全く無駄だったり、的外れな方向に行くのに付き合わされるのがたまりません。何より社員の勤務時間のことが頭にないというのが悲しいですね。思えば昨年辞めたＬくんなんて、独身だし理系出身だから機械好きの社長に捕まっては毎日のように９－１０時だって言ってたなあ～それも仕事じゃなくて趣味のお付き合いだし「悪い！今日は遅くなるから夕飯食べておいで！」とか言っていくらかでも渡すなんてことは全くなかったらしい。先日は「星野さん、これは急ぐので他の仕事は何もしないですぐにやって下さい！」なんて言われるけれど一方で大至急の通関手続きがあるわ、電話は鳴るわ、手一杯になった営業さんが「ごめん、時間に間に合いそうにないから手伝って！」って言うのを断るわけにはいかんしね。現在一番つかまる営業さんなんてものすごい量の仕事抱えているのに時間を取られるもんだから結局手が回らずにトラブルが頻発しその処理に追われるし。かわいそうなので手伝っているけど、こちらにも限界があるのです。忙しいのはしようがないけど、無駄に時間を費やされるのは困ったもんです。時間外手当なんてないしね～こーゆーことがこれからも続くのかと思うとやんなっちゃいますわ～今日は復活した新人さんが上司に強くなにやら言われていてしばらくしたらそっとメモを持ってきて「前にすぐにやめた人の気持ちがわかる」って書いてあって大丈夫かな～っと心配になったのでした。「いいところが見つかったらそっちに行ってもいいんだよ～」と心の中で思いながらニッコリするだけのワタシでした。明日はどうなんでしょう？？？

  2007.07.05

  コメント(0)

• 中学１年生の英語

  会社の同僚の息子さんが今年の春から中学生になりました。なので学校で英語の授業があります。昨日届いた質問メールです↓ジョンはどこで試合をしますか？1. Where does John have a game?2. Where does John play a game?さてどちらが正しくてその理由は何でしょう？皆さんはすぐにわかりましたか？答えは１なんですって！理由は２だと「どこで遊びますか？」になるからだそうです。この問題だけを見ると迷ってしまいますよね？前後に文章があればたぶん、カンタンにわかるのでしょうけど・・・その辺のところは聞いていないのだけど、どっちでも話の流れでは通用しそうな気がする。それじゃいかんのでしょうね。勉強の英語というものからずいぶん離れてしまったので微妙な違いを述べよ！みたいなものはまるでだめですわ。同僚は息子さんが現在直面している英語に対する違和感をどうやって説明したらよいのかちょっと悩んでいます。「be動詞と普通の動詞とはどう違うの？私は日本にいます、と日本に住んでいますは同じじゃないの？どうして物の数を数えなくちゃいけないの？ひとつとか複数とか、つけないといけないの？などなど」当然、感じることですよね？ワタシも中学生の時、同じようなことを思ったなあ～でどうやって納得したかというと「たくさん問題をやったり、とにかく文章を読んだ」という記憶があります。なので「馴れるしかなよね。たくさん英語に触れて・・・」なんてあまり頼りにならないアドバイスをしてしまいました。これからもたくさんの「なんじゃこれ？」に息子さんは出くわすことでしょう。（現在完了とかいうものもなかなか理解できませんでしたわ！今もかも？）でもどうか嫌いにはならずに大人になったらガイコクの怪しいインターネットサイトがわかるようになるんだ！と思って（？）がんばってね～

  2007.07.02

  コメント(0)

• 新人さん、６日でドロップアウトか？

  先週、入社した新人さん。昨日から来ていません(@_@!)入社日からすでに心配していたワタシ。今年になってからもう２人辞めています。一人目は２週間、二人目は１月。記録更新であります！といってもまだ辞めたわけではなく、昨日は「体調が悪いので」と電話があったみたいだし、今日も「しばらく休ませてください」みたいな電話がかかっていたようです。それに対して、「いいわよ～ゆっくり治して無理しないようにね～」なんて上司はおっしゃっています。でも、たぶん辞めちゃうと思います。（また雑用の当番表を作り直さねば・・）今までのふたりよりもちょっとおっとりさんで気の短い上司の発する言葉は結構きついし、「ちゃんとやるのよ！」と笑いながら肩を叩くけど、それ、びびりますよ。ワタシなんて手の甲を叩かれたことあります。でも今回もし辞めちゃうとしたら、ワタシにも責任はあるのじゃないかなあと思っているところ。ここ２日の残業、その仕事について社長との激論を背中で聞いていた彼女。きっとびびったのでしょう。ひとつのことに集中し出すとそのことしか頭になくなる社長は人の言う事をゼンゼン聞かず「だめです！なんでこんなことするんですかぁ！まずいです！」なることばを連発し、まるで会話にならないのです。以前もお嬢様っぽい育ちのよさそうな気の優しい女性もガンガン言われて翌日から来なくなりました。ワタシも最初は「なんでこんなにぼろくそ言われるのだろう？」と思いながらも素直に聞いて意向に沿うように仕事をしていたのだけど、矛盾が生じたり、頼まれることそのものが実行不能のことがしばしばあるため、おかしいことはその場で言わないといけないと悟ったのです。それにこの会社で続いている人は誰しもこのようなバトルをやっているので、常識的には見ているとオソロシイこんな情景に慣れてしまっているのですよね。でもやっている本人もしんどいんですわ。オカシイ段階から気の進まぬ仕事、なんとかつじつまあわせをしていることに仕事人としてのプライドのようなもんがひどく傷ついているんですよ。（おおげさですが）みんな同じような気持ちでいるけど、かといって「じゃあ、辞めます！」といえないのが辛いわねぇ。日ごろは表面化しないものが芋づるのようにつながりの矛盾があらわになっています。呆れてさっさと去ってゆける潔さがある方が次の道が見えてくるのかもしれませんけど、この世の中それもかなり勇気のいることですよね。開き直るのみ！！明日はもしかしてひょこっと出社するかな？新人さん。もし辞めてしまったらおそらくもう求人募集はしないのではないかしらん？？？

  2007.06.27

  コメント(0)

• 新人さんが入りました(^^;)

  かなり前から求人募集して書類選考、面接に時間をたっぷりかけて選りすぐった女性が今日から出社。今回どのような募集をかけたのかわからないけどすごいたくさんの応募がありました。５０人くらいかな？とにかく「辞めない人！」を希望します(^^)でもね～初日からすでにワタシは心配になっているのですよね。上司、またしても鼻歌、独り言がいつにも増して多いのであります。おそらく、そばで黙って仕事をしている新しい部下にどのように接してよいのかわからず、ついつい自分が落ちつきたいがための無意識の行動になっているのだと思います。鼻歌や「なにこれ？」てでかでかと独り言をおしゃるのに敏感に反応してしまっている新人さん、背中を見ているだけでわかってしまいます。大丈夫かな？なるべく早めに歓迎会をしてあげて溶け込めるようにしてあげないとね！ま、それだけでなくて、仕事内容にびっくりしてしまったら歓迎会もあまり意味がないけれど・・・超越して下さーい！おかしいことは笑い飛ばして「こんなのありぃ？」って楽しんでみて下さーい！とにかく深く考えないでいいんだよ。ここは・・・

  2007.06.18

  コメント(0)

• 垣間見る中国事情あれこれ

  職場には中国人スタッフがいますが、日本語もバリバリなので普通の同僚という感じでなんの違和感もなく仕事をしていますが、時々、中国を感じることがあります。最近の会話から・・・日本人の営業さん「もー、すごい急いでいるからなんとかすぐにやってくれるように工場に頼んで！」中国人スタッフ「でもね、明日は給料日だから・・・」日本人全員、なんのことやらわかりません。よくよく聞くと給料日の翌日は休日と中国では決まっているらしい。理由は工員さんの部屋は相部屋でおまけに鍵がないから部屋の中に貴重品を置いておくことができないのと、ほぼ出稼ぎなのですぐに故郷に仕送りをするために給料日翌日は全員、銀行へ行くために休みなんだそうです。もうひとつ、今日大口の注文が入り、それはうれしいことなのだけど、作ってくれるキャパの大きな工場を探さないといけなくなりました。心当たりのありそうなメーカーの名前を次々と挙げる営業さん、それに対して中国人スタッフ「そこはトイレもないようなとこだから無理だよ！」との返事。えー！じゃあどこで用を足すのですかぁ！！「外の地面に穴を掘ったところでするよ～」とのこと。うーん、そこが生産を引き受けてくれても心配かも？？食品じゃないけど、大丈夫かいな？そんな会話の飛び交う職場であります(^^)

  2007.06.12

  コメント(0)

• 会社近況、またひとり退社・・・

  どうもこの頃、トラブル続きの職場。横にすわっている営業さん（肩書きあるんですが、なにせ、小さい会社なのであまり上司とか部下という意識がない）最近、納期遅れや商品違いや出荷ミスや作業ミスなどの問題が連続して勃発しているためにその処理に追われてとにかく忙しい。もう、言い訳を考えるのに苦労しております。昨日は半袖のはずの商品が開けてみると長袖だったので、えらいことに！すでに出荷してしまったものの回収や出荷作業をストップしたり、じゃあ次にちゃんとした商品はいつ入るのかとか、メーカーとの交渉も大変！（交渉は中国人スタッフだけど）で、思いついたアイデアが「長袖を切って半袖にしてしまうっか！」というもの。でもね～カタチが違うんじゃ？とか言い合っているうちに幸い、すぐにでもちゃんとした商品を中国で作れることになったのでとりあえず、一件落着であります。ほっ。倉庫の方も大忙しできりきり舞いなのですが、ちょっと前から体調が悪くて休んでいたバイトさんが今日で辞めることになり、更にばたばたの現場。明るくて働き者でムードメーカーだったので痛手は大きいです(x_x)さて、今年に入り新人さんが立て続けに２人、どちらも一月もしないうちに辞めちゃってその後の人を現在検討中の本社。今回はかなり慎重に書類審査や面接を行っております。さてさてどんな人に決まるかな？ま、誰になってもびっくりすることの多い職場だから退屈しないよ～(^^)みなさん、結構クタクタな最近ですが、逆になんだか笑えてくるから不思議です。言い訳を一杯考えてから意を決して電話をしている営業さんの横で笑いそうになってしまいます。電話を切った後は本人も笑っています。怒ってもへこんでも泣いても同じだったらまあ、とにかく笑ったほうが身体にもいいしね～と、言い合い、なんとかこなしている毎日であります。d(^_^)b

  2007.05.31

  コメント(0)

• 税務調査に振り回される・・・

  今週に入りやたらめったら忙しいのですが、ここに来てもうひとつ大仕事が！ワタシの勤め人生活の中でたぶん一番苦手のもの。税務署さんの調査であります。メインはもちろんトップや経理さんなのですが、時折頼まれて作る資料が結構、問題になるんですよね。で必ず頼まれてした仕事にもかかわらず、説明を求められたり「なんでこうしたのかな？」みたいなことをトップから尋ねられることが多々あります。はるか昔はヒジョーに素直だったワタシは特に疑問を持つこともなく指示されたとおりにやっていたのでありましたが、そうなると質問に答えられないということにその後気づくのであります。それ以来、訳のわからぬこと頼まれても必ずその意図だけは明確に理解するか、理解できない場合はそのいきさつについて記憶しておくようにしています。それは○○さんがやったから・・・と言われる場合が多いので自己防衛です。大変なことを勝手にやったりはしませんから！！税務署と同様に税関さんも時々調査に来ます。こちらはどっぷり関係があるので、いろいろ質問されますが、ちゃんと答えられるようにしております。税務署も税関も民間的に考えると来た以上は仕事をしないといけないので、何か持って帰りたい気持ちはわかります。でも皆さん歓迎されることはなく、たいていすごく狭いところとか、暑かったり寒かったりする場所に閉じ込められて初めて見る書類と２－３日格闘することになるのですごいストレスみたいです。ほとんどの方がヘビースモーカー。灰皿山盛り！銀行系のお仕事してた時にやってきた○○再生機構の集団の部屋はものすごかったです。もー部屋の中はブルーグレーの煙に包まれておりました。しんどい仕事です。みなさん、家では普通の人だろうから、どうぞお身体に気をつけて！

  2007.05.16

  コメント(0)

• 

  志村ふくみ「色を奏でる」を読んで

  志村ふくみさんの文、井上隆雄さんの写真による「色を奏でる」を読みました。　　　　　　　　　　　　　　　志村さんには以前から興味があって別の対談形式の本の紹介を新聞で読んでその感性の豊かさに惹きつけられていましたが、本を読んだのは初めてです。先日はNHK「日曜美術館」の番組の終わり近くのあちこちの美術館展示の紹介で拝見しました。ほんとに布（裂）というものに対して深い愛情を持っている方です。染め上げて、織り上げて残った裂を大切に貯めたものでコラージュ作品を発表されていました。志村さんは１７歳から染色を学び、３０歳を過ぎて離婚されてから本格的に染色に取り組み、いわゆる草木染を極め、自ら染めた糸で機を織り、着物に仕上げておられます。ワタシの母の年齢を少し超えたくらいの芸術家さんですが、今も衰えぬ制作意欲に頭が下がる思いです。それは植物という生きた自然から色をいただくという謙虚でありつつ、その色を最大限に引き出そうとする情熱を同時に心に抱いているからこそできることだと思えます。本には織られた美しい布地や志村さんが触発されたかと思われる美しい自然の景色の写真が満載です。作品を仕上げる作業にも似た文章の書き方に人柄が表れているようでほんとにほっ！とさせられます。かなりお年は召されていますが、シュタイナーやゲーテやジャコメティやフランク・ステラの絵画の話が出てきたり、お母様とつながりのあった富本憲吉さんの話も出てきたりと染色から広がる世界観のようなものを随所に感じさせてくれます。特に興味を持ったのは「桜で染める」という章でした。何も知らないとあの桜の花びらを集めて染色するものだと想像してしまいますよね。実は木や枝で染めるのですよ。それも蕾が出る前のつまりは花を咲かせる準備を木がしている段階の桜の木そのものからなんです。同じ桜であっても秋の木ではあの春に咲く桜の花の匂い立つような色合いにはならないのだそうです。桜に限らず、草木染はその植物自体の発するものを最良の時に最善の方法というか心構えで引き出さないといけないというものなんだと思います。（わかったような口たたいて～！！）うーん、奥深い・・・これってつまりは自然の一部である人間にも言えることではないでしょうかしらん。本を読んでいると日本人であることがものすごくすばらしいなあと思えてきます。色に対する感性はもしかしたら世界一かもしれません。おそらく四季があってその移ろいを肌身で感じてきたご先祖さまのDNAが潜んでいるからなんでしょうが、たとえば「四十八茶百鼠」という章ではその名のとおり茶色を４８種、ねずみ色を１００種類で表現した昔の色見本帳について書かれてあるのです。微妙な差、情景さえ思い浮かべられるような詩的な名前。日本人ってすごかったんですよね。色について考察した九鬼周造氏の本「いきの構造」の引用があります。「いき」な色とは華やかな体験に伴う消極的残像であり、温色の興奮を味わい尽くした魂が、補色残像として冷色のうちに沈静を汲むのである。また「いき」は色気のうちに色盲の灰色を蔵し、色に染みつつ色に泥（なず）まないのが「いき」である。「いき」は色っぽい肯定のうちに黒ずんだ否定を匿している。さらに、日本人が「いき」の色彩として、まず茶と鼠を筆頭にあげるのは、それらの中に、「いき」の構造上の特質である、色気と、意気地と、諦めがひそんでいるからだ、という。着物についてのエッセイもあり、着物、帯、かんざしなど小物、長じゅばんなど色やバランスなどを絶妙にコーディネイトすることのむずかしさとそれゆえに奥深いことなどを知るにつけ、着物という文化はもしかしたら日本文化そのものかもしれぬ・・・なんてことを考えてしまいます。機能的でないところもまた、そこに意味があったりしてなんとも奥ゆかしくもいざとなればかんざしを武器としたところなどもまた潔い。またしても古本屋さんで購入しましたが、この本はずっとワタシの手元にあり続けるだろうなあと思うステキな出会いでありました。カラーセラピー、ワタシも好きなオーラソーマ、それよりももしかしたら日本の色世界を理解することはもっともっと人間を知ることに近づけることかもしれませんね。

  2007.05.07

  コメント(0)

• ホットデリバリーサービス・・・ピザの出前じゃないですぅ！

  ホットデリバリーサービス・・・名前だけ聞くと温かい食べ物の出前みたいでしょう？実はこれ、最近の貿易用語なんです。スピードが命の商品に関しては通関はできるだけ早くやっちゃって引き取りたい！そういう時に利用するサービスです。もーとにかく急いでいる時、ちょっと費用はかかるけどこのサービスを使って船が入港した日に貨物の引渡しを可能にしてくれます。普通なら本船入港後、VAN出しに半日かかり、それから通関をかけて宵積みしてもらい、翌日の朝にデリバリーというのが最短なのですが、これだと半日短縮！やったね！と言いたいところなんですが、そーもうまくいかないのが現実。別の理由で船が遅れるってことは頻繁にあるのですよ。台風シーズンなんて予定はあてにならないし、エンジンなどのトラブルから遅れることもあります。一度、海上でトラブルを起こした船が修理することも不可能で別の船を横付けさせ、貨物を全部積み替えたという事件もありました。（なんと海上に一月くらい逗留）幸い、ゼンゼン急がない荷物だったので我社は被害を被らなかったけど、生鮮食品を取り扱う会社は大きなダメージを受けたんじゃないでしょうか？そういう場合、海上輸送の貨物には保険を掛けるのが一般的なんですが、かといってすべてを保証してくれるわけでもないんです。保険証券に細かく記されているのですが、戦争とか国際紛争とか地震とかの自然災害は含まれていないのです。ま、生命保険だって同じように細かい規定がありますから、保険というのはそういうもんなんでしょうね！さて、もうひとつこの頃一般的になった「サレンダーBL(bills of lading)」船積みの貨物の引き取りには欠かせないBills of lading（船荷証券）、これがないと荷物を渡してもらえません。原則は船積みをしたら郵送などで引き取り人に送るか、信用状(Letter of Credit)によるものなら銀行あてに送ります。でも、中国や韓国などの近い国だと書類よりも実際の貨物が届くのが早くてのんびりやっていたら時間がかかってしまいます。なので、サレンダーの登場となりました。これは船積みした人が船会社にサレンダー（元地回収）でいいから、すぐに通関してやって！と保証するようなものなんです。書類にSURRENDEREDあるいは元地回収とでかでかとスタンプが押してあるのです。昔は「船長渡し」というのもあって船長に託して到着したらそれを銀行なり荷受人などの渡すシステムでしたが最近はあまり聞かないですね。船荷証券って海上貿易では大切なものなんですわ。（株券などと同じ有価証券であります）さて、昨年、めちゃくちゃ急いでいた商品がこのサレンダーで到着した時、せっかく貨物は港についているのに船会社に確認が取れず、数日経ってしまったことがありまして。なんでも船積み人にお金がなくてなかなかできなかったとかで、困りました！！この時、ワタシの頭の中では♪I surrender, I surrender・・・♪の曲がずーっと鳴っていたのでありました。スピードの要求される貿易業界、新しいシステムがいろいろ出てきて対応も大変ですが、なかなかおもしろいものです。（注：おおざっぱな説明なので、厳密にはもっとややこしい部分もありますが、ご了承を・・・）

  2007.04.19

  コメント(0)

全75件 (75件中 51-75件目)

< 1 2