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カテゴリ:学校のこと
創立記念日を利用して、災害ボランティア部の山元町での活動。今回はこれまで何度かお世話になったNPOのFさんのもとで農場の瓦礫除去と、これまでの活動で初のいちご農園での支援活動になった。
津波の影響で多くの人が亡くなり、助かった人もいまでも多くが仮設住宅での生活を続けている。山元町はそんな被災地の一つ。新潟から比較的近いことから私たちや新潟恩返し隊などのボランティア団体も訪れる土地。 今回はこのツアーに新しく多くの一年生部員が参加してくれて、総勢47名の大掛かりなツアーだ。 一日目 畑の瓦礫除去。 午前2時30分集合、同3時出発でバスに乗り込み山元町へ向かう。 途中2回の休憩を挟み、常磐線山下駅前へ 何度かこのブログでも出てきた山下駅。 駅舎が取り壊されていた。 山元町で震災以来活動を続けているNPO のFさんと合流して活動開始。 作業前に、復旧が進んでいない海辺の地域をFさんの案内で回り、津波で破壊された小学校の校舎を見学した。ここでは校長先生の機転で犠牲者を出さずに住んだが、校舎はもはや使えるものではなく、犠牲者が出なかったことが奇跡とも思える状態だった。 山本駅に戻り、現場に向かう途中。 踏切だったところから見える風景 今回は畑の土を篩にかけて細かい瓦礫や石を取る、土埃にまみれる作業だ。 あまり広くない畑を学生は作業を続けている。 篩ににかけて残ったものは、雑草、小石が多いけれど、その他にコンクリや細かいガラスがあり、これを分別して土嚢袋に入れる。 曇り時々雨の予報が外れ、曇り空から時々日が刺す。今回も体力勝負な活動だった。 作業終了後、山元町のFM局りんごラジオを見学。ここは震災の時に設置された臨災局と呼ばれるラジオ局で、震災直後のラジオ局の活動、災害時の情報の重要性、そのなかでの地域のラジオ局の役割などを聞くことが出来た。 それだけでなく、なんと、学生の代表と顧問(私ではなく正顧問の先生)で15分間の生放送の時間をとってくれて、私たちの活動についてトーク番組が作られた。また、学生の「りんごラジオ!」のかけ声をジングルに使ってくれるということで思わぬ活動になった。 ここで一日目の活動をおえ、Fさんと、りんごラジオの皆様と別れ宿に向かった。 FさんをはじめNPO未来へ向かって助け合いの皆様、りんごラジオの皆様。ありがとうございました。 二日目につづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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