先日油彩の授業がありまして、デッサンはからっきし駄目だけど、油彩はそこそこ自信のあるたてじまは、るんるん気分(爆)で塗っていた訳です。
そこへ油彩の先生がやってきました。たてじまは、「やはり、デッサン構造が悪いって言われるんだろな」と覚悟をしたのですが、先生から飛び出した言葉は全く予想外のもので。
「こういうなめっちゃう塗り方、やめれ。」とズバっと切り捨てられました。
口には出さなかったけど、「はぁ?」な状態になりました、私。
まさか塗り方にケチつけられるとは思っていなかったからです。
確かに、私の塗り方はそこら辺の方々とは全く違う、奇想天外(爆)な塗り方。。。
確かに、自分自身でも変な塗り方だとは思います。思いますが。。。
何ゆえまだ出会って間もなく私の絵の何も分からない貴方にそんな事を言われなければならないのか。そのやめろと言った理由が、「そういう塗り方は徳な事がないから」だそうです。
まさしく「はぁ?」状態。自分の価値観を人に押し付けるのはどういう事だ。
お言葉ですが先生、私はこの塗り方でむしろ徳してきましたよ?賞にだって二度も入って、恐れながら賞賛も頂いたし。
高校時代の先生はそんな事は言いませんでした。「技術よりも個性」を尊重する先生でしたので。はっきり言って、初めてその美大で嫌いになった先生です。既に嫌い。
私の思考が子供な部分も当然あるんでしょうが、それでもその言い様は無いでしょう、と思ってしまいました。
芸術に関しては、技術も確かに必要だけど、何より個性が必要だと私は思っています。個性がなければ面白くない、と思っているので。こういう考えに関しては、高校時代の先生の影響が大きいのだと思いますが。
ここで、私が塗り方を変えてしまったら、技術は上がるかもしれないが、個性は確実になくなります。果たしてそれは本当に良い事なのか、私は疑問です。
私は塗り方変える気はありません。例え単位取れなくても、個性重視でいきます。頑固で子供っぽい事かも知れませんが、私には私なりの意地とプライドとこれまでの実績があります。
まあそれも、まだまだ全然ヒヨっ子の戯言なのかもしれませんが。
なんか愚痴って申し訳ありませんでした。。ちょっとムカっときたので・・・・。
人間の言葉って残酷ですね。簡単に人を傷つけたり嫌わせる事が出来るのですから。