カテゴリ:Blu-ray
さて月も変わった事だし、今日は先月購入したブルーレイソフトについてをば(前回BOXモノの購入を書いた気もするが、まぁそれはソレという事でw)
まずは待ちに待った“ブルース・ブラザース”である。 古い映画なのに何気に廉価版じゃなかったりするのだが、いや、この仕様なら仕方あるまいて。 ~といっても意味不明な特典、デジタル・コピーの事じゃないよ(笑) 今回新たに収録された日本語吹替えってのが、個人的には大歓迎なんでさ。 そりゃね、確かにせんだみつお版やバブルガム版で鑑賞したかったのは事実だよ。 何といっても初めてこの映画に触れたのはTV放映だったんだしね。 でもやはりタレントじゃない、本職の声優による演技でこの映画を楽しみたかったってのも、間違いなく当時から感じていた事なんだよな。 で、実際に鑑賞してみて、今回の吹替えはかなり出来が良いのよ。 それこそ、こちとらの過去吹替え版に持つ思い入れを上回るくらいにはね。 まぁ熱烈なファンのいる作品だし、メーカー側も細心の注意を払って制作したんだろうなぁ…… 今回のバージョンを、以降にリリースされるソフトの音源にするつもりなんだろうしの。 ジェイク役の高木渉氏はかなりストレートにモノホンのベルーシを彷彿させるし、逆にエルウッド役の青山穣氏は最近の吹替えとしてはかなり珍しい―― 独特なアクの強い、しかし妙に癖になるような演技を披露してくれているのよ。 何ともチャレンジャブルであります。 いや、マジにユーモラスでカッコイイんですよ、この御二方の掛け合いがね。 ムロン、ノーカット・高音質での新収録なんでミュージカル・パートとの繋ぎもほとんど気にならず、安心して映画に浸れると。 ただ今回は劇場公開バージョンのブルーレイ化だったもんだから、ディレクターズカット版のDVDをいまだに手放せないというね(笑) しかもここしばらくリリースされていたDVDは字幕がかなり劣化しているらしく(ちなみに今回のブルーレイ版も、字幕の評判はあまり芳しくない)、結果ワタクシの所持する初期プレス版DVDはますます貴重になってくるんである。 ……う~む、まぁ大好きな作品だしこちとらもコレクターだから別に良いんだけどさ、なんつーかスマートじゃないよね、イロイロとな(笑) で、お次は同時にリリースされた“ブルースブラザース2000”であります。 こちらは前作と違い廉価版リリースになっており、収録内容もほぼDVD版そのままで画質アップという仕様。 今回が二回目の鑑賞となったんですが、やはり以前レヴューで書いたように(Go to “DVD Attention!”) 「一本の映画としてはノれないが、続編の作り方としては、まぁアリ」みたいな、何とも煮え切らない感想でしかなかったり。 同じ事を何度書いてもしょうがないんで、これ以上はよしますけど…… 前作に思い入れがある人にほど、お薦めできない映画。 大御所のソウル&ブルースミュージシャン総出演は確かに壮観なんですが、如何せん―― ジョン・ランディス監督の撮り方がねぇ…… 正直言って、このヒトかなり枯れちゃってます。 いやはやコレだけのお膳立てなのに、何とも勿体無いオハナシですな。 そして最後はお気に入りのカーアクション映画の続編~“デスレース2” ~と言いながらも正確には続編ではなく、エピソード・ゼロ的な内容でありまして、前作冒頭で描かれたチャンピオン~フランケンシュタイン誕生の物語だったりします。 そもそもこの作品って、実はオリジナルビデオムービーとして制作されているらしく、当然監督も違ったりするのですが、それにしては結構出来が良いのですよ。 それほどチャチな作りでもないし、前作と比べてもあまりスケールダウンして見えないあたり、このロエル・レイネって監督―― かなり旨くしたたかなヒトなんだろうなぁ。 あと前作で監督・脚本を担当したポールWSアンダーソンが、今作でも脚本を書いているのが大きいのかも。 何にせよ、前作が好きなヒトにはかなり楽しめる映画になっていますよ~ 最良のファン・ムービーというかね。 つかこういう綺麗に収まったシリーズこそ、ツインパックみたいなBOX仕様でコレクションしたいものよな(笑) “フレンチ・コネクション ブルーレイディスクBOX”とか“処刑人I&IIブルーレイ・ツインパック”みたいにね。 それでは、この辺で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.11.07 15:14:10
コメント(0) | コメントを書く
[Blu-ray] カテゴリの最新記事
|
|