「容疑者Xの献身」を読む
私めは 仕事場で黒柴犬花ちゃんとともに年末年始を ゆるりと過ごしておりますあまり ゆるくなりすぎて 昼夜逆転し花ちゃんに顔をなめられて目覚める 大晦日の朝でありました鯛を買い出しに行ったあと 塩出しした 数の子で 遅い朝飯を食べてましたが鼻のいい花ちゃんは 鯛を入れた箱の前で不動の姿勢ですまさに にらみ鯛元日までは 到底持ちそうにありません 今日の夕方には 花ちゃんが飛びつくことでありましょう私も 生卵と数の子で 2食で 2合の米を食べてしまいましたやや 食べ過ぎでしょうか?さて 昼夜逆転しながらテレビや映画で周知の ガリレオシリーズの原作の1つ「容疑者Xの献身」を読みましたガリレオシリーズの本を読んだのは これが初めてなんです本では 福山雅治似の湯川学先生は出てきても柴崎コウによく似た美人刑事が いつまでたっても登場しません半分 金返せっ! 気分でありますあれって 美人刑事の存在って TVのためのキャスティングなの?う~むガリレオシリーズから 柴崎コウ似の内海刑事を消去したら陰気な ただの謎解きゲームでありますね話は飛びますが コンサートへ行ってみますとわいわい 楽しい歌で騒いで プラスのエネルギーをストレートに充電できる人 とどちらかといえば 物静かな音楽で涙を流しながらよし 頑張るぞ と マイナスエネルギーをプラスに変換する人の2つのタイプを 垣間見ることができると思うのですが「容疑者Xの献身」を読んでいて そんなコンサート風景を思い出しました湯川先生がその才能を認めた 同級生の石神先生はもちろん後者のタイプ でありましょうこういう人は 実社会でも 重要な仕事をしながら わりと 報われませんねだからこそ 密かに涙するのかな?豊かな中流社会が 破綻をきたした今 ますます 頑張っても報われない人々が増えるのでしょうね湯川先生も 最後に 石神先生の魂の叫びを聞くくらいならもっと早くてをうってやれよ というのが 読後感でありますがそれでは 物語になりませんねわかってはいるのですが どうも今の世相とシンクロしてしまいます今年は どんな年だったか聞かれたことがあります私は 返事に迷いました母が死に 叔母まで死んで いい年であるはずがないのですがしかし 生者必滅 会者定離 は 世のならいであります他にもいろいろな出来事があったのですが感受性が鈍くなったのか淡々と過ごした1年であるような気がします来年も 余り身の回りの出来事に動じることなく過ごせていければ 有り難いな なんて感じますしかし 少しでも早く 争いの無い世界になるようにとこれだけは 強く願わずには おれません来年は どうか 皆様にも平和な年でありますよう 祈念いたします今年1年 ありがとうございましたよいお年をお迎えください