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カテゴリ:■高橋がなりイズム■
18時で仕事を終えた。
というより無理やり終わらせた。 仕事はもうやってられない。 なぜって? まだ、がなりさん宛の手紙を書いていないから。 2時間後の20時には手紙を渡すのに、 まだ、文章を考えてすらない。 私はもともと、行き当たりばったりの人間。 ぎりぎりの焦りが自分の力を最大に引き出すと思っているので、 このようなことを、結構楽しめたりする。 「よし、書く!」とばかりに30分で仕上げた。(実際の文面はこちら) しかし、書きあがった文章はワープロ打ち。 いくらなんでもこのままではがなりさんをナメているとしか思えない。 新宿の東急ハンズに行く事にした。 封筒に入れれば何とか格好が付くだろう。 会社を出て、時計を見たら19時まであと5分だった。 世間は韓流ブームだが、 新宿ハンズは純日本風を前面に押し出していた。 そこで、純日本風な和紙の封筒と思しきものを買った。 どこにも「封筒」と書いていないので、何か妙な不安があった。 埼京線に乗り、一路恵比寿へ。 その電車内にて、 「さて、手紙をキレイにたたんで、封筒に入れるか。。。」 買ったものを取り出し、開けてみたら血の気が引いた。 封筒じゃない。。。 中身は… 1、ふたつ折になったぶ厚い細工和紙(クリーム色と浅い緑) 2、色の違う、ちょっと厚い和紙(赤) 3、和紙10枚 商品名を見たら 「懐紙」 と書いてあった。。。そもそも懐紙って何よ? 終了した。。。私のがなり塾は終了した。 あんなにおごってもらったのに、良くしてもらったのに 裸の4つ折のワープロ書き手紙を渡すなんて、恩知らずにも程がある。 もう、戻って買い直す時間なんてないし、 いっそ風邪ひいたことにして休んだ方がまだ良いのではないか。 そんな後ろ向きなことばかり考えていたが、 電車が渋谷駅で少し長めに停車したことで、 少し落ち着いた。 「あ、これは、がなり塾の最後の課題なんだ」 とりあえず今あるもの、 1、懐紙 2、ワープロ打ちの手紙、3組 これで、かっこいい、手紙を作る。 さて考えた。すぐひらめいた。 冒頭でも書いたが、 私は行き当たりばったりの人間なので、こういう事態には実は慣れっこ。 私の真骨頂だったりする。 和紙だし、和だし。 1、10枚の和紙を糊付けしてじゃばら状にする 2、そこにワープロ打ちの手紙を段落ごとにはさみで切って、和紙につける 3、硬い細工和紙で文面を隠すように包み込む 4、赤い和紙を硬い細工和紙に貼ってアクセントカラーにする 以上 早速、恵比寿のコンビニではさみとのりを購入。 そのまま、スタバのオープンデッキで 風に和紙が飛ばされるのをいちいち気にしながら製作。 和紙をじゃばら状にして、そこに、はさみで切った言葉を貼るというのが、結構良かった。 なんか脅迫状みたいで。 よくもまあ、ワープロ打ち裸手紙が、化けたなー。と自画自賛。 その後、ン万円の料理を気持ちよく食べれたのは、 手紙のおかげ。 以上 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004/12/26 02:05:17 PM
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