2008/06/15(日)23:39
観察力 その2
観察力 その1の続きです。
見学実習、評価実習のいずれにおいても、今後の課題となった「観察力」について、書いています。
対象者様を観察する点を列挙していっています。内容に、こだわらずに書いていきます。
【嚥下】
呼吸(口呼吸/鼻呼吸)
口腔内、口唇の湿潤状態
気管カニューレの有無
経鼻チューブの有無、胃瘻の有無
食事介助の有無、食器(スプーン/箸)
食物の認識
食欲(良好/低下/途中から無くなる)
食事形態(ピューレ/ペースト/普通食)
水分の摂取形態(とろみ/通常)
食事時のベッド角度、頸部の角度
一口量(多すぎて嚥下できなかったり、少なすぎて食塊形成できないなど)
食事量
咀嚼の状態(上下運動、回旋運動、硬い物が噛めるか)
口唇閉鎖の様子、口からの食物のこぼれ
嚥下反射まで(長時間口にため込んでから嚥下)
嚥下反射の状態(自然に嚥下/努力して嚥下、上を向いて嚥下)
食事ペース、食事時間
食事内容(好き嫌いがないか、硬い物を食べ残しているなど特徴がないか)
咳、むせ(食中/食後、特定のものに限って)
湿声嗄声
流涎の量
食事時の疲労
主にどの期の障害か(先行期、準備期、口腔期、咽頭期、食道期)
これらから、それぞれ何がわかるかも確認しておくことが必要ですね。
まだ、続きます。