浜は、通信教育のよう・・・
浜学園は、通信教育のようだ。とのご意見をうかがったことがある。というより、よくある。浜では、家庭学習の比重が非常に大きい。解説がしっかりしていることもあり、浜のシステムでは授業中に取り扱わない問題は結構多い。このシステムは、他塾で週5とか週6とかで深夜までやっている塾に比べると、熱心さに欠ける印象を与えるようだ。しかしである。全く同じ生徒を2つの塾に通わせることは不可能なので正確な比較はそもそも不可能だ。ただ、自主的に勉強・解決する習慣は、生きていく上で不可欠だ。塾・個別・家庭教師などで手取り足取りやってきた生徒は、高校生の段階でつまづくことが多い。また、補習的な授業はシステム的に無駄が多い。なぜか? 生徒によって理解していない場所はそれぞれ違う。従って、補習的・復習的な授業はどうしても無駄が発生する。自分で勉強するときに、わかっている問題に長時間かける人はいない。しかし、授業の場合、本人が理解していようがいまいが、時間が割かれる。中学受験・高校受験の場合は、それでもいい。所詮中学入試・高校入試。暗記すべき項目はきわめて限定的。能力のある高校生なら理科・社会は二ヶ月もあれば、十分な項目数しかない。 というわけで、本筋から議論すれば、浜の方が、毎日深夜までやる塾よりもいいような・・・気がする。 「気がする」と弱気なのは、家庭学習の比重が大きいということは、勉強の「素人」である「生徒」に任せる比重が大きいことを意味するからだ。もちろん、非常にしっかりした勉強方法を小5ぐらいでもうすでに身につけている生徒はいる。しかし、それはせいぜ゛い5%程度。まともな水準はいいとこ40%か? 大多数は小6になってもいい加減。また、未理解箇所の放置は広く広く蔓延している。 浜のシステムもいい所もあれば、悪い所もありそうだ。 となると、やはりどちらがいいかは、その生徒それぞれということになるのだろう。 がんばれ。小学生。