「ゲームで遊ぶ子供は勉強が・・・」に関する○○小学生新聞の記事について
こんばんは。おはようございます。いろいろな時間に読んでいただいていると思います。大変、ご無沙汰しております。先月、家族に大きな出来事があり、まだ、その余波の中にいます。まだ、しばらく従来の生活には、戻れそうにありません。いましばらく更新のペースは、滞り気味になると思います。さて、今日はネットの記事に大変気になる記事があったため、今深夜0時23分ですが、とりあえず、少しだけでも書く気になりました。その気になる記事は、某○○新聞社系の○○小学生新聞の記事です。その記事のタイトルは、「ゲームを遊ぶ子供は勉強が得意で、社会性も高い・・・・」というタイトルです。この記事は、あるアンケート調査に基づいて書かれた記事のようです。ただ、「勉強が得意」とか「社会性が高い」という評価を「アンケート」で決めるか? はあ~? アホか?この記事では、一応、ゲーム禁止の調査「数」が「著しく少ない」ことも記事の最後に申し訳程度に書いています。だったら、記事にするな。アホ。このブログでは、何度か採り上げていますが、ゲーム・スマホに関して東北大学のチームが調査結果を報告しています。そちらの調査報告は、MRIなどの客観的資料があり、また、調査人数も「万単位」であり、数の上でも、○○新聞のアンケートに比べ妥当性が圧倒的に高いものです。この報告内では、脳の発達に関する影響や、言語能力の発達についても言及されていますが、当会のこれまでの生徒の状況からみても、東北大学の調査は、思い当たることだらけです。一方、○○新聞の記事は、当会のこれまでの経験値からは、ほぼ180度「逆」をいっています。最近の○○新聞は、いったいどうしたんだろう。当会は、政治的な立場については、「中立」でありたいと思っていますが、教育に関する事項については、意見表明するつもりです。また、教育に関する事項についての「矛盾点」については、その新聞社の政治的なスタンスを「抜き」にして論評するつもりでいます。これまで、教育格差の問題や天下りをさんざん批判してきた○○新聞が、国立大学授業料がここ50年あまりの間に約10倍になったことや、各大学の高コスト体質を是正することなく、この値上げを認めてきた方で、天下りの責任を追及され辞任された方を擁護する記事が出ることとなり、大変驚いています。経済的な観点からも、「教育」は、極めて回収率が高い「有効な投資」であることが最近、様々な専門家から指摘されています。この観点からも、大学授業料の大幅値上げは、全く「逆行している」としか言いようがなく、大変残念なことです。しかも、その値上げする側の高コスト体質が放置され、かつ、その大学に「天下り」が斡旋されていたとなれば、なおさらです。とても、国家のために誠実に働いてきたとは思えません。これらの客観的な事実を無視し、これまでのスタンスを「放棄」してまでもこの人物の擁護にまわる姿勢は・・・・今まで、教育問題に熱心だと思われてきたこの○○新聞のこの豹変ぶりは、あの「ねつ造事件」以来の驚きをもって注視しています。先ほど書いた通り、当会は政治的には「中立」でありたいと思っているので、別に今回の件で、政権側を擁護するつもりはありません。政権批判は、どうぞ「是々非々」で。したがって、今回の事件についての彼の行動そのものについては、是々非々で結構です。最後に、今日、ネット等でも出ていたある記事をご覧になることをお勧めしておきたいと思います。ウォールストリートジャーナルから出た調査報告です。「ゲームに没頭で無職、米の若者に増加」とい記事です。この記事は、2000年代以降の若年層の市場労働の「減少」のうち、23%~46%は、ゲームなどに起因するとする記事です。今の日本の労働環境を考えれば、若いうちに、労働市場が「脱落」することがあれば、その後の人生の可能性は、極めて「小さく」なってしまうことは、明白です。とても、ゲームから得られる「メリット」とつりあう「デメリット」ではありません。比較するのも、ばかばかしいレベルだと思います。長時間のゲーム使用は、上記の記事のように大変「危険性」が高く、「うまく付き合えば」などと呑気にかまえていいとは、到底思えません。失敗すれば、「奈落の底」に落ちます。ただ、当会もあまり偉そうに言えた義理ではありません。当会も数年前までは、「うまく付き合えば」というスタンスでした。ただ、「うまく付き合えない」生徒に遭遇するにつき、このスタンスを修正することにしました。あくまで、個人的な意見ではありますが、「長時間・長期間の使用」は、「○・・○などの薬物使用に近い」悪影響があると思っています。何度も言いますが、あくまで「個人的な意見」です。調査の「母数」も大変少ないので、あくまで「参考程度」にしてください。今日のところは、ここまで。それでは、また。