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江戸しぐさ について 調べていたら
本のレビューに これは いいなあという文がありました 江戸時代の江戸の商人たちの間で育まれ、口承で綿々と伝えられてきた「江戸しぐさ」。 それは「商人しぐさ」であり「繁盛しぐさ」でした。 単なるマナーや作法ではなく、「くせ」にまで昇華した考え方であり生き方だったようです。 その「江戸しぐさ」は明治政府が設立した段階で、商人たちの緻密なネットワークを 恐れた政府が徹底的な粛清をおこない、壊滅してしまったそうです。 それを故芝三光師に押しかけ弟子入りした著者が長い時間をかけて聞き出し、考え、整理したのが、この「江戸しぐさ」です。 狭い道路ですれ違う時の「肩引き」、雨の日に傘を反対側に傾ける「傘かしげ」、 バスや電車の中で席をつめる時の「こぶし腰浮かせ」などのしぐさは 今も残っている「粋」なしぐさです。 不意の訪問は相手の時間を浪費するとして「時泥棒は弁済不能の十両の罪」と言われたり、 往来で足を踏まれた時には踏んだほうだけでなく踏まれたほうも 「うっかりしていましてすみません」とい言ったりしたそうです。 仏様の前では身分の上下はないという発想に基づいた 「共生」の考え方がそのベースになっています。 「粋」とは「生き生きと生きて意気を示す」ことを意味する、と著者は述べます。 いかがですか 前から 「江戸」のファンである私にとって まだまだ勉強したいところが たくさん あるなあって 感じです http://www.excite.co.jp/book/product/ASIN_4062720914/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月18日 11時54分49秒
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