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剣道の達人の話の続き。
元上司曰く、 「俺も若い頃、先輩方にぼこぼこにされていた。 60歳を過ぎた先輩に、当時30歳くらいの俺も含め、 若いやつらがどうあがいても勝てない。 打つ時、その人の動きは、すごくゆっくりしている。 それなのに、簡単に1本入る。 はたから見ていると、八百長をしているようにしか 見えない。でも、若いやつらは汗だくになって帰ってくる。 「よっしゃ、俺が」と勇んで行ったが、 前に立つと、どうにもうまく動けない。 結局、ゆっくりと降りてくる竹刀を、ただ見て、 なすすべもなく、打たれるだけ。 うまくは言えないが、「気を掴まれている」という 感じかな。」 なるほど、とひどく感心しました。 「気をのまれている」じゃなく、 「気をつかまれている」とは言い得て妙です。 奥が深い・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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