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カテゴリ:日記
ダイバーの車は、潮気の多いところを走る。駐車する。潮でぬれた機材を積む。ウエットスーツのままシートに座る。もちろん几帳面な人は、これらのすべてを避け、靴を脱いでスリッパに履き替えなければ乗ってはいけないなんて言う場合もあるが、そんな人は、自分の車はタウンカーであり、潜水では会社の車を使う。会社も自分も共用の僕のようなダイバーは、どんな車に乗ってもジープになってしまう。 お台場の潜水で、お台場から、船の科学館への移動も塩の付いたままの機材を積み、ウエットスーツのまま乗る。そして、運転が荒い。その上、僕は加齢のために下手になっている。45歳までは本当に上手だった。箱形の大型バンで、銀座通りでぴたりと縦列駐車ができた。今は、縦列駐車そのものをやりたくない。 グランブルーのエンゾのフィアットのボロぶりに共感したことを書いていたら、トラブルを起こしてしまった。薬屋のパパスの駐車場にバックでいれようとして、駐車していた車にほんののちょっと接触した。言い訳ではないけれど、あまりの暑さで少し、ダルくなっていたのだが、基本的には、車のバンバーなどは、ぶつかって当たり前と思っているところがあった。 グランブルーのフランスでは、バンバーを押して駐車スペースをつくると聞いたことがある。 僕のぶつけた車は、ほんのちょっと、写真を撮っても、傷など写らない。塗装が少しすれているが唾をつけてなめたら、目立たなくなるくらいだ。それでも修理屋に入れて直すと言う。こちらが悪いのだから、仕方が無い。保険屋に連絡した。きれいに磨いている車だったけれど、普通の人ならば、いいよこのくらいというだろう。もしかしたら、車を置いて、ぶつかるのをまっている当たり屋ではないかと思ったくらいだ。ぶつかった直後、持ち主が出てきた。まちかまえていたとしか思えない。 しかし、僕は車は移動の手段、荷物を運ぶ手段と割り切っているが、財産と考えている人も、いるにちがいない。そんな人だったのかもしれない。ならば、仕方がない。社会的な常識ではこちらがわるい。この前、その場所と近い駐車場で、おばさんが僕の車にぶつけた。こちらは、ぶつけ傷が、少なくとも10箇所はかぞえられる車だから、「いいですよ」と許したら、一万円押し付けて、頭を3回さげて帰っていった。 車を財産と考えているのは良いけれど、見えないような傷に、賠償を請求するような人種にダイビングを教えたら災難だ。レスキューなどする羽目になったら、どんな請求をされるかわからない。毛ほどの間違いがあってもいけないと、ダイビングでは思うけれど、プールの練習会では、30人以上の人が泳いでいる。ぶつかり合うこともあるかもしれない。一応自己責任だと説明しているけれど、人様々だ。駐車場での接触が僕が悪いのと同じように、監視が充分ではない、安全管理が充分ではないと言われれば、裁判になるだろう。自由な練習会に保険はかからない。 そんなことを考えていて、今度はイトーヨーカドーの駐車場にバックで入れら、ガチャンと音がした。車に注意していたら、柱にぶつかって、テールランプにヒビが入った。 僕のプリメーラワゴンは、エンゾのフィアットに近づきつつある。 暑さが続き、海も凪ぎだが、土日は、休養に当てることにした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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