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2018/04/16(月)16:33

長野電鉄 2100系スノーモンキー

乗り物の内装(163)

2011年2月26日から、2100系スノーモンキーが長野電鉄でデビューしました。253系ほぼそのままの外観で東急車輌で改造されています。2編成おり、1編成は以前からの253系からの塗装を、もう1編成は2012年9月より2100系オリジナルカラーをボディに纏っています。 1号車 2・3号車 1号車はリクライニングシートです。座面スライド機構ももっている座席ですね。追加料金を払って乗る、特急列車にふさわしい設備です。ところが2・3号車はリクライニングがありません。それどころか、一部がボックスシートになってしまうという特急列車にふさわしくない珍妙な設備です。 長野電鉄がわざわざ「こうしてくれ」と言って座席の向きを替えたりすることは考えられないので、成田エクスプレスの時代からそうなっていたのでしょう。謎です。テーブルもかなり簡易的なもの。え~これが元A特急料金の車両?信じがたいですね。 その分?読書灯やハットラック式の荷物棚は、こちらだけの特権です。以前のNEXにあったらしい「変」を味わいたい方は2・3号車へ、普通に過ごされたい方は1号車を利用されるといいと思います。広告が点々と貼られているのも同じですし、特急料金も全区間で100円です。 化粧室や洗面台等はありません。 2段式の電光掲示板もそのまま。特急列車の車内チャイムも長野電鉄独自のものですが、JR東日本の音違い。 ゆけむりと同じく、かのこ三昧の広告入りです。 ロック機能はありませんが、車両前後には大きい荷物スペースもありますよ。 ドア横にはロゴ入りのマガジンラック。 1号車 個室席「Spa猿~ん」 成田エクスプレスではグリーン個室であったこの個室。1室1000円で利用できます。4人で利用しても、1人でちょっと贅沢に乗ってもOK。しっかりとした仕切りに、ドッカリと座ることのできる大型シート。読書灯や電光掲示板も点きます。 成田エクスプレスの雰囲気を感じたい方ももちろん、個室側は運転席のみなので通るのは車掌だけ。静かに長野電鉄の景色を楽しみたいという方もおススメ。事前予約はなしで、当日に駅の窓口または発車後に車掌さんから指定席券を購入する形での乗車となります。 事前予約がないのはありがたいことですね。意外と余裕を持って購入すれば乗ることができると思います。電車のグッズも検札時に声を掛ければ車掌さんが販売してくれます。 個室内には液晶ガラス。スイッチのオンオフで切り替えが可能です。オンの状態にすると外からは全く個室内が見えなくなります。 電動リクライニングも稼働。ただ、元々の座り心地がいいだけにあまり変化がないかも?(笑) デッキ 客室内にはトイレや洗面台がありません。デッキには何もありませんが、「ここにはこれがあったんだろうな」などという推測ができます。

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