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カテゴリ:背泳
本来、競泳で「伸び」が必要なのは平泳ぎだけです。これは伸びている方が速いからです。他の三泳法(特にローリング系)は伸びるより、とにかく掻いている方が速く進みます。
しかしこれは競泳の世界で、普通に泳いでいるときは伸びは何かと便利です。ここで言う「伸び」とは、例えばクロールを2ビートで泳いでいるときに入水した手に一瞬体重を乗せる「間」です。私はこの「間」が背泳でなかなか感じられなく苦労しました。どうしたら「伸び」のある泳ぎができるか・・・。 速く泳ごうと思わないことです。 プッシュしたら待機するのです。詳しく言うと、普通は太ももで腕の動きを止めてはいけないのですが、ここでは手は伸びきった状態で一度止めます。もう一方の入水側の手も同じです。更に、プッシュした時に腰をひねりながら入れるキックも、いつもより大きくします。アップキックも大事ですがここでは体勢を上げるダウンキックがもっと大事です。欲を言えば背伸びするように胸も反ります。平泳ぎと同じで、背泳でも「伸び」で大切なのはストリームラインです。速くはありませんがこれで伸びのある背泳が完成します。 慣れたらこのリズムで背泳の2ビートにも挑戦してみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 29, 2006 08:06:02 PM
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