2024/08/23(金)11:13
老子道徳経を読んでみた。34
道は有を生じ、有は陰陽を生じ、陰陽は天地を生じ、天地は万物を生じる。
万物もまた陰を背負い、陽を抱き、陰陽のバランスをとりながら生きている。
王は自分のことを「私」とか「俺様」とか言わない。
わざと自分を卑下して「孤」(孤児)とか「寡」(徳の少ない者)とか「不轂」(働かない者)とか言う。
世の中は損をすれは得をして、得をすれば損するようにできている。
だから王は人に偉そうにしないよう注意している。
昔から伝わる教えがある。
「偉そうな奴は、ろくな死に方をしない。」
私はこの教えを大切にしている。