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カテゴリ:ドジ話
ひさしぶりにドジ話、いきまーす!
高校生の頃の話です。 高校の最寄り駅はその頃まだ平屋で、駅に電車が入ってくるのが駅前からも見えるような作りでした。 友達と談笑しながら駅に向かっていた時、踏み切りの音で電車が近づいてきている事に 気が付きました。 友達をせかして駅に駆け込んだ私は、無事に電車に乗り込むことが出来ましたが、 振り返ると友達が居ません。 改札を過ぎたあたりでモタモタしているのが見えます。 このままじゃ乗り遅れると思った私は、片足を車内に片足をホームに残しドアのところで 仁王立ちになったのです。 実は前にも一度同じような事があった時、こうやって体を張って友達を乗せたことがあったんです。 しかも5人も。 その時は、仁王立ちしてピョンピョン飛びながら友達を呼んでる姿がおかしかったのか、 車掌さんが笑い転げてドアを閉める事が出来なかったんです。 当然、友達一人ぐらいは余裕で乗せられると高をくくってた私。 ところが次の瞬間、ドアに真っ二つに挟まれてしまったんです。 さすがに、顔は避けることが出来ましたが、体は真っ二つ。 あまりの痛さに、呼吸も出来ません。 ドアはすぐに開きましたが、私は車内にしゃがみこんでしまいました。 そして再びドアが閉まり、何事もなかったように電車が動き出します。 友達の事が気になり、ヨロヨロと立ち上がった私が窓越しに見たのは、 ホームに座り込んで爆笑している彼女の姿でした。 家に帰って服を脱いでみれば、前にも背中にもくっきりと一本の青線が・・・ こりゃー当分消えないなぁとガックリしていた私に、さらに追い打ちをかけることが。 高校の最寄り駅での事件なので、目撃者多数・・・ 一躍有名人の仲間入りです。 更衣室で着替えるたびに、げらげらと笑われる日々が続いたのでした。 今考えると、前回成功した時は車掌さんの目の前のドアだったんですよ。 しかし、この時は先頭車両のドア。 そりゃー車掌さんだってよく見えないですよねー。 でも、なんというか閉めるよっと小刻みにドアを動かすとかのワンクッションが欲しかった。 いきなりバチンって、閉めなくても・・・ねぇ。 そして数年後、さらにすごい出来事が・・・ たいした物を持ち歩いてるわけでもないのに、どういうわけか荷物が増えてしまう私。 いつも大きなトートバックで出かけていました。 ある晩、いい感じに飲んだ帰り道、駆け込んで電車に飛び乗りました。 ところがバックがドアに挟まってしまい抜けません。 中に物をいっぱい詰めているので、しっかりドアが食い込んでしまっているのです。 私が中から引っ張り、ホームにいた親切な人が外から押してくれて・・・ そんな事をしていたらドアが開きました。 バックを取り戻せてホッとした私は、ホームの親切な人に頭を下げてお礼を言いました。 するとなんと再びドアが閉まり、首を挟まれてしまったのです。 外から見るとまるで生首状態。ホームの人は驚いて飛びのきました。 ドアはすぐ開いたんですが、ホームも車内もシーン~。 いたたまれず、私は隣の車両に移動するしかありませんでした。 飲んでいたお陰か痛みはまったくありませんでしたが、翌朝首には青い線がくっきり・・・ 何?どうしたの?と友人に聞かれるたびに、力なく笑うことしか出来なかったのでした。 二度あることは、三度ある・・・でも挟まれたのはこの二回だけです。 しか~し、電車ネタでは実はもう一つあるんですよね。 それは、またそのうちに・・・^_^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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