え~と、お幾らですか?
今晩は。独酌です。今日は午後から暖かい東京でした。暖かい = 花粉いっぱい!寒いの大嫌いな独酌ですが、この時期は寒くていいです。雨が降ればもっと良いですね。目が痒い!鼻水も相変わらず。火曜日よりもマシですがティシュは手放せません。つまり小鼻は痛いままです。ヨメに途轍もない勢いで怒られ、仕方なくクローゼットに放り込んであったスーツケースをゴソゴソやって旅行セットの中から見つけ出しました。ヨメと違って優しげに微笑む小さな看護婦さんに心が和みますね・・・ペタペタと小鼻に塗ってと・・・変な臭いもしないしこっちの方が良いや・・・と思ってたら、マスクをしているせいかスースーするメントールの刺激が目に来ます。マスクをすると眼鏡が曇るわけがよく解かりました。メンソレータムに見切りをつけて、他の品を探しにヨメの棚に近づくと毛を逆立てた猫のように威嚇してきます。「もうあれは使わないよ。臭いしさ」何か化粧品の香料の奥に動物性の脂みたいな臭いがするんですよね。脂というより膠みたいと言った方が近いかな?「それにしてもケチだなぁ~! いいじゃんかよちょっと位」「何言ってんのよぉ! 幾らするか知ってんのぉ!!」「知らんよ、そんなの」「あんたがクローゼットにこっそり隠してるお酒より高いんだかんねっ!」「!?」どれの事を言ってるんだ?これか?これか?これか?これなのか?まさか、これより高いって事はないよなぁ・・・それにしても何時の間に嗅ぎ付けたのだろう?ヨメがいない時にクローゼットの一番奥、普段は使わない物を仕舞い込んでる場所に隠したのに・・・「大体これは栄養クリームなんだから肌荒れ用じゃないの!」「・・・」「自分の鼻の油でも塗っときゃいいのよ!」「・・・」(脂が無くなっちゃったからクリーム付けてんだ)「あーだこーだあーだこーだあーだこーだ!」「・・・へい、すんません」女に口で勝とうと思うほど独酌も愚かではありません。「因みにお幾らなんですか?」「教えない!」「・・・」(何だよ、そりゃ!)仕方がないのでネットで調べてみると・・・120,000円也!?小さいのに高いなぁ・・・怒るのも判るけど、これだったらキャビア買った方が・・・ま、「言わぬが花」か。他に化粧品あんまり持ってないしな。次の日の午前中にドラッグストアで買いました。よーし!気兼ねなくベタベタ一杯塗ってやるっ!それでも小鼻が痛いオヤジに愛の手を!ポチッ!と応援お願いしま~すm(_ _)m