「責任者出て来い!」
今晩は。独酌です。昨日はヨメの希望で晩飯は「レッ○ロ○スター」に食いに行ったので飲食したモノに関しては書く事はまぁ~るで無しです。この手のお店には独酌の食べたいものは無いのでハナから期待はしてませんでしたが。まあチョコットつまんで飲んで帰ろう・・・注文を取りに来た店員さんに「ビールは何があんの?」と尋ねたら「ビンと生になります」・・・独酌は注文を放棄してヨメに任せました。「シーフードサラダ」「セビーチェ」「牡蠣の浜焼き風」「ブイヤベース」「ロブスターの豆板醤炒め」「ガーリックトースト」「なんたらかたら」(これはよく聴き取れなかった)「それと料理に合わせて白ワインを」・・・ヨメのオーダーにしてはまあまあか・・・と思っていたら、ワインは思わず笑っちゃうような味のが出てくるし、「牡蠣の浜焼き風」を持って来た時「熱いのでお気お付け下さい」と言って置いていったのに食ったらヌルイ!でっかいザリガニはやたらとしょっぱい上に辛い!!「責任者出てこ~いっ!」と叫びたくなりました。この日に一番ましだったのが「なんたらかたら」・・・『イカリング』でした。「少しダイエットしようかなぁ」と思っているのに不味いモン食ってカロリー摂るのは損した気になります。帰りの道すがらブーブー言ってると「ファミレスはこ~んなモンだって!」とヨメは気にする風もなく、「アイス買う!」とコンビニへ入って行きました。外で待っていると何やら浮かない顔で戻ってきます。「どした?」ヨメが開けて見せたレジ袋には「バニラモナカ」と「宇治金時」が・・・訊けば昼間に「イトーヨーカドー」へ行った時、これらのアイスが5個400円で売っていたとの事。「あぁー!損したっ!!」とレジ袋をブンブン振り回して悔しがるヨメ。100円ケチるのにさっきのでっかいザリガニ8000円は高いと思わないのか? まぁ価値観の違いか。「人は人、我は我。されど仲良く」と言うしな。昨日の失敗を繰り返さないように今日は自分で晩飯を作成することにしました(折り良くヨメは用事があって外出中)。テーマは「ヘルシー&テイスティー」。今晩のメニューはといえば・・・*変り冷奴*ミョウガとオリーブの実を微塵切り、オオバとネギを千切り、小さな角切りにしたキュウリを少し水切りした豆腐に乗せ、パルミジャーノを振りかけてタレは土産に買って来た「いしる」にオリーブオイルを垂らしてみました。うま~い! ビール・ワイン・酒と何にでも合いそう。*酢の物?*TVで凄く太った芸人がダイエットに挑戦する番組をやっていたが「食物繊維」の豊富な「ひじき」と「わかめ」を大量に食っていた。やはり海藻は体に良いらしい・・・というので「わかめ」を食べる事に。独酌は酢っぱいものが好きなので普通の「わかめ酢」でも構わないのだがダシを引くのが面倒なので手抜きをしてサラダ仕立てに。乾燥わかめ(水に漬けるだけで食べられる奴)を水を張ったボールに入れて、その上からタマネギをスライサーでしゃかしゃか削って晒します。暫らく置いたらザルにあげて水をきります。ボールに安いかに缶(100円ショップで売ってる糸クズみたいな身と汁しか入ってない奴)を汁ごとあけてお好みの量の酢を合わせます。酸っぱいのが苦手な人は少量の砂糖を足すと良いでしょう。これに胡麻油をひと垂らし。これを器に移したわかめとタマネギにかけてよく和えたら花カツオを散らします。入れる油の種類や量で味がかなり変わるのでお酒は赤ワイン以外なら何でもOK!*銀むつの酒盗焼き*今日はたまたま「銀むつ」(売ってるお店によっては「メロー」とか「メルロー」と書いてあるかも)でしたが白身の魚の西京漬けなら大体いけると思います。売ってる西京焼きの切り身の味噌を少し多目に落として「酒盗」を塗り付けて焼くだけ。味噌と酒盗が混ざったとこが少し焦るくらい焼いた方が独酌は好きです。「銀むつ」のように油が多い魚の場合は少し味が締まる気がします。やはりベストパートナーは日本酒ですが辛口の白ワインも悪くありません。*野菜の揚げ浸し*ナスを5mmくらいにスライス、チンゲン菜は4つ割にして油で素揚げにします。市販の麺つゆを少し薄めたもの(ソバやソーメンを食べる濃さではしょっぱ過ぎ)に30分程浸けておきます。食べる時に卸したショウガを添えるとサッパリとします。夏は早目に作っておいて冷蔵庫でキンキンに冷やしてから食べるのが独酌は大好きです。以上4品にパックの「SB発芽玄米」をちょっと。独酌は白米より麦飯とか五穀米とかの方が好きですがヨメは絶対に食いません。白米にしても独酌が炊くと「硬すぎる!」と文句をたれます。基本的には独酌は米を食わないのですが「液状の米」のみで栄養を補給するとカロリーオーバーになるので最近では「固形の米」も食べるように心掛けています。これでトマトの料理があれば「独酌専用一人メシ」になりますがヨメはまだ野菜室にトマトを入れておくだけで歯を剥いて唸るので今日は無しです。その代わりといっては何ですが酒屋に「トマトのお酒」というのが売っていたので買ってみました。飲んだ感想は「甘っ!」。アルコールは5度ということでビール並には入ってるようですが味はどうみてもジュースです。仕方ないのでウオッカをダバダバ足して飲んでみました。赤くて強くて不味~い酒が出来ただけでした。メシはまあ満足すべきものでしたがこの酒のせいで少し不満が残りました。だからと言って口直しに飲みに行くと『不満 → 肥満』になる可能性が大なので大人しく寝ることにします。・・・「久々にちゃんとしたバーでシェイクした『ブラッディメアリー』が飲みたいなぁ」・・・の思いが頭をヨギッタのが運の尽き。眠れない!幸か不幸か近所にまともな「バー」は無いのでタクシーに乗ってまでとは思いませんが、シェ-クした血のように赤い液体のイメージが頭から離れません。ウオッカはあるのであとはトマトジュースがあれば作れるのですがトマジューも無い。「コンビニまで行くか?」・・・わざわざ着替えるのも面倒(だったら諦めて寝ろよ!)だしなぁ・・・ふと棚をみると、あるじゃないの「トマトの水煮缶」。ラベルを読むと原材料:トマトと書いてある。おう! これって100%ジュースと同じじゃん!!シェーカーは無い(正確には何処に仕舞ったか判らない)ので厚手のコップにウオッカ・トマト缶の汁・塩・タバスコ・氷を入れてラップを掛けてストロングシェ-ク。量が多すぎてカクテルグラスに入りきらないのでシャンパンフルートへ注ぎます。ではでは・・・ツイッ~・・・『マズッ!!』 何でこんなに不味いんだ?材料と作り方にそれ程のズレは無いはずなのに・・・不思議に思い缶のラベルを読み直すと原産国:タイと書いてある。タイだってトマトくらい食べるからおかしかないけど、あまりタイ産の「トマト缶」というイメージは無い。何が違うんだろう? 何回ラベルを見ても原材料:トマト、原産国:タイ、あと輸入してる業者の名前しか書いてない。缶の本体には色々と書いてあるが独酌は「タイ語」は全然ダメなので解読不能。「輸出すんならせめて英語で書けよっ!」と文句を言っても不味くて飲めたもんじゃないのでグラスを洗って撤収。ネットで調べたくても書いてある文字が入力出来ない。もういいや、寝よっ!・・・とベッドに入ったが気になつて仕方ない。「駅前に朝までやってるタイ料理の店があったなぁ・・・」・・・結局は着替えて、トマトの缶を持って行って来ました、タイメシ屋。「あのぅ、悪いんだけどこれ何て書いてあるのか教えてくれる?」と尋ねると親切な店員さんが教えてくれました。当然読めるし、缶の中身も知ってるけど、それに該当する日本語が解らないので正確には何と言うかは解らないけど・・・タイでは煮込み料理やカレー、エビチリみたいなのや麺の味付けに使うもので結構いろんな物が入ってるらしい。それをこの会社(○岡物産)は『トマトの水煮缶』の一言で片付けやがって・・・『トマトの水煮缶』はまだ許せるにしても、『原材料:トマト』のみは許せん!本当にもう、「責任者出て来いっ!!」