|
カテゴリ:農業体験
先週、実家でのコンニャク芋の収穫をご紹介しました。 ⇒ こちら このコンニャク芋から、義母がコンニャクを作ってくれました。 私は、この 手作りコンニャク が大好物なんです まず、コンニャク芋の泥を落として、小さく切って茹でます。 次に皮をむき、フードプロセッサーにかけ、水とともに鍋に入れしばらく置きます。 そして、重層(炭酸水素ナトリウム)を加えて混ぜ、このドロドロの液体をお湯に投入。 すると、ドロドロだったものが固まってくるので、灰汁(あく)を取りながら湯がきます。 これを、冷たい水にあけると完成。 大量に作るため、薪釜でお湯を沸かして湯がいています。 左のバケツの水の中には固まったコンニャクが。 けっこう灰汁が出ます。 コンニャクは、約96%が水なので、芋 ⇒ コンニャクの過程でかなり増えます 出来上がりのコンニャク 作り方もいろいろとあるようで、凝固剤も、灰を水で溶いた汁や、水酸化カルシウム、 炭酸ナトリウムなども使われるようですし、加熱の温度、時間や成型の有無などいろいろ。 売られているコンニャクは、ヒジキなどの海藻を入れて色をつけているということも初めて知りました。 昔は皮ごとすりおろして作っていて、その時の色合いを出すために海藻を加えるのだそうですね。 きれいに生成したコンニャク製粉から作られるコンニャクは白い色で、 その製法が発明された江戸時代、「白い色がコンニャクらしくない」と評判が悪く、 あえて海藻を加えて色をつけたのだとか。 他にも、、、 ◎ コンニャク芋はサトイモ科で、サトイモと同じくシュウ酸カルシウム(劇物)が含まれている (扱いには注意が必要です) ◎ 国内のコンニャク芋の約90%が群馬県産(2位 栃木、3位 茨城 と続き北関東がほとんど) ◎ 近江八幡には赤い色のコンニャクがある(食べたことがありますが美味しいです) ◎ 関税率が高い!(最近ではTPPの話で、関税が高い代表としてあげられたりしますね) ◎ 山形県には球形の「玉こんにゃく」がある ◎ 5~7kcal/100g とカロリーが極めて低い食品で、血糖値や血中コレステロールを下げる効果や 免疫増強活性があると言われている などなど、知れば知るほどいろいろな顔を持つコンニャクです。 ⇒ Wikipedia コンニャク ↑ぽちっと応援よろしくお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[農業体験] カテゴリの最新記事
|