|
カテゴリ:ニュースから
オゾン層 は、紫外線をさえぎって、皮膚がんなどのリスクを減らしてくれる 成層圏にある薄い層ですが、数十年前からその破壊が問題になっています。 その オゾン層 が、南極や北極で春から初夏にかけて薄くなる現象を オゾンホール と呼びます。 その オゾンホール が年々大きくなっていることが分かり、問題視されるようになりました。 主に、フロンガスなどによる破壊が大きな国際問題となり、その使用が規制されています。 ところが最近、その オゾン層 に 回復の兆し があることが分かったのだそうです。 国連の世界気象機関(WMO)が、 モントリオール議定書 の採択から25周年を 迎えるのを機に発表しました。 9月13日現在のオゾンホールの面積は約1850万平方キロメートルで、 昨年同時期より 約2割ほど小さくなった ということです。 最終的には、 2010年よりは大きい ものの、2011年よりは小さくなる 見通しです。 さてここで、いくつか私なりの疑問があります。 1、ニュースには、「 南極上空では9月ごろ、オゾン層が特に薄いオゾンホールができる 」 とあったのですが、いろいろなサイトを見ると、薄くなるのは春から初夏と書かれていること。 2、回復の兆しがあるとはいえ、毎年の同じ日に計測した面積が、昨年より小さくなった というだけで、他の日や季節ではどうなのかということ。 3、去年よりは小さい、一昨年よりは大きい、つまり減ったのはこの1年間のみ ということで、これで「 回復傾向にある 」と言えるのか? ということ。 ネットの記事には、1980年ころからの オゾンホール の面積のグラフがあったのですが、 どう見ても減少傾向にあるようには見えないのです。 1年だけ減ったということでいえば、他の年にもそのような傾向があったりもします。 今回、2割の減少というのは大きな進展なのでしょうけど、これで安心できる ということには繋がらないのではないでしょうか。 もっと長い目で見なければいけないし、安心するにはまだまだ早いと思うのですが。 紫外線対策は、夏以外の季節、晴れの日以外も怠りなく! ↑ ぽちっと応援よろしくお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|