Sukhumvit Story

　うーん・・・複雑なんですよ

何でそういう行動にでるのかなあ

私が以前、勤めていた某大手電機メーカーの元部下2名が早期退職で辞めてしまいました。

彼らは20数年前に・・会社が研究体制を整えて拡張しないと

激しい開発戦争に負けると言う時期があり・・・それまで九州地方に移していた

大きな生産ラインとかなりの研究ライン・・・その判断ミスによって

他社がしのぎを削る開発スピードに追いつけなくなり・・・当時は大きく他社に水をあけられ

撤退の噂も流れたことがありました・・・・

九州に移した大きな理由は開発経費の抑制・・それも設備投資は致し方ないから

固定費として発生する人件費・・そして室の良いレベルの高い雇用の確保でした。

関東地方では当時・・工場は東北地方もしくは九州地方へ移転が加速

ところが他社は頭がいいからそうは言いながらも基本的な機能は温存していたんですね！

わが社はあほみたいに全てをせっせと移転して機能停止の無様な姿に・・・

話が飛びましたが・・元部下は、そういう新規雇用復活のときに運良く

二十歳そこそこでオペレーターとして採用があったときに偶然・・採用されたもの

だから・幸運の何者でもないのにその地位と職を捨てて飛び出してきた・・・

昨日の夜、横浜駅近くの飲み屋で「どうして辞めたんだよ？」という質問で始まったら

「○○さんも会社辞めるときに言っていたじゃないですか？

　やりたいことは適当にやらせてもらったし・・会社は若返りを図ることを目的に

　42-3歳頃に部長職を手にしていない人材は出世はなしだって・・」

「俺はそう思っていたから、ずっと我慢してきたタイでの再就職を実現させようと

　早期退職の話に乗ったんだよ・・君たちは何を考えているんだよ」

「同じですよ・・私は、カフェを鎌倉で開く予定なんですよ」

「だから、4月から職業訓練の中にある企業に関する講座を受講しているんです・・難しいですよ」

「それと週2回・・代官山にあるカフェなどで出せる料理クラスにも通い始めたんですよ」

「それは・・すごいね・・本格的なんだ・・」

「ちなみにこれは講座で作る事業計画書ですよ・・市場リサーチなどもあってかなり大変ですけどね」

「初年度から3年後までのP/Lも計算して予測しているんだねー」

「講師の人が計画を見て甘いとかこうした方がいいとかアドバイスくれるからいいですよ」

もうひとりの元部下は・・「君はどうするの？」

「私はつられてやめたようなものだけど自宅のパソコンを使って当分の間はディトレードするつもり」

「えっ？ディトレードってあの個人株取引のことじゃないの？」

「そうですよ・・まだ儲かってないですけどね・・勉強しないとダメなんで」

「おいおい・・それもまた先の見えない人生を選択したね？家族はあきれてたんじゃないの？」

「営業関係でかなり疲れていたからもういいかなーと思っていたし嫁さんは好きにすれば？っていいいましたよ」

「そこまで言えれば何も外野が言うことないよなあ」

「退職した以上は元に戻れないけど思い切ったことをしたね？」

「○○さんの去年の退職に触発されただけですよ！」

最悪・・ビールを今日はおごりだなあ・・・深酒深酒・・

二人はタバコをプカプカと吸いまくり・・座った席は喫煙席で前も後ろも煙だらけ

今日も身体に煙がしみる・・・そう思っていたら・・ふと！思い出した

まもなく禁煙3年周年だ！

禁煙を始めたのは2003年6月24日禁煙プログラムスタートでした。