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カテゴリ:「心もよう」今昔(詩歌)
状況(情況)を或る日突然変えるなんてことは凡人にはなかなかできないものだ。またできない故に凡人なのだ。非凡な行動力といえばナポレオンだ。しかもずば抜けた分析的な能力と総合的な能力とを兼ね備えていたわけだから凡人の追随を全く許さなかったわけで、正に先んじることにおいて天賦の才を体していた。睡眠も1日三時間と伝えられること自体に凄さがある。
革命児というのは、安易でなんの苦しみもない日常には耐え難いものを感じるようだ。むしろ変化に富んだ激動の時代を好むというより、そういう時代だから水を得た魚のように湧き上がってくるものなのだろう。晋作の辞世句「おもしろきこともなき世をおもしろく」にも激動の時代を駆け抜けた革命児とは思えないくらいの人間としての「こころの大きさ」を感じたりする。激動の革命期でさえも今で言うゲーム感覚で楽しんでいたのかも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.10.18 20:58:10
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