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テーマ:本物温泉を探す!(87)
カテゴリ:温泉情報
●本物温泉を探す! その(12)
お湯が送られてくる配管パイプの中は、ぬるぬるしていないか? これも雑菌やレジオネラ属菌汚染の、ひとつの目安になります。 前回もお話したように、できるだけ温度の低い温泉のほうが、お湯の入れ替わり も良くて、良いのですが、薄めない! 沸かさない! 循環させない!温泉ほど 給湯配管とかにレジオネラ属菌の繁殖の可能性が高く、その目安となるのが配管 内側のぬめりの有無です。 ぬめりができると、それはバイオフィルムと呼ばれる生物被膜で、アメーバーとか が付着して層を重ねてできあがったものです。 このアメーバーの中でレジオネラ属菌は増殖し、ある密度を超えると死亡事故ま で引き起こす危険な状態を引き起こすのです。 浴槽の中を清掃すれば、レジオネラ属菌は繁殖しないと思われていますが、そう ではありません。 貯湯タンクの中や、給湯配管の中の清掃と殺菌ができてない と、すぐにぬるぬるが発生し、レジオネラ属菌汚染が始まるのです。 いちどぬるぬるが発生し、バイオフィルムの生物被膜ができると、もはや薄い 塩素殺菌0.4~0.5ppm程度では死なないくらいに強固な壁ができるのです。 お湯の注ぎ口に、暗緑色や黒い海苔状のものが付いているのも要注意です。 ブログランキングにご投票ください!ポチッとね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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