いつかは
久しぶりに卓球に行きました。みんなが母のお悔やみの声をかけてくれました。メンバーの人達は私より年上の人が多く、親を看取っている人がたくさんいます。「いつかは親とお別れしなくてはいけない時が来るんだからね。」と言われたことが印象に残りました。母が生きていた時は、いつか(お別れする日が来る)と思っていても、いつまでも元気でいてくれるような、そんな気がしていました。心の準備は全くしていなかったのです。母が亡くなって、死に対する思いが変わってきました。身近な人をおくって、おぼろげだった死に対する印象が現実味を帯びて、はっきりと私に近づいてきたような気がします。誰の命も明日はわからない、だからこそ、今を大切にしよう、悔いの残らないように生きようと思うようになりました。