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カテゴリ:恋歌1
ほのかにも
風はつてなん 花薄 むすぼほれつつ 露にぬるとも 斎宮集 秋風よ伝えて そーっと・・・ あの方の耳元に囁いて この花薄は冷たい風に靡きもつれ 涙の露にしとどに濡れていることを・・・ 地味な薄に寄せて村上天皇に贈ったつつましい恋の歌です。 薄の原は黄金色となってみごとですが・・・ ・・・・・・・・・・ 数ヶ月ぶりの楽天日記。 7月以来更新できていませんでした。 パソコン自体にゆっくり向かう時間がなく 慌しい3ヶ月でした。 はやいもので季節は変わり、 10月となっています。 恋歌選びにはぴったりの秋が訪れている。 月に薄に、秋の七草、秋の(飽き)ひんやりした風等など・・・ 実は仲秋の名月の時こそ、楽天復帰の絶好のタイミングだと 心に決めていたのに、チャンスを逃してしまっていた。 ぴったりの歌も選んでいたのだけれど・・・ それでも3年ぶりという、名月を眺めることができたのは 幸運だった。 月灯りの下、子機をかかえ庭に出て長話しながら 遥か遠い大切な人とお月見が できたなんて、 万葉・古今集時代の歌人たちにはとても想像もつかないだろう。 今日久しぶりに、ログインし、管理ページをみると 数人のお友達が、訪問してくださっている。 懐かしいしうれしい。 今までも色んなことがあって、心が落ち込んだとき、 この日記はいつも私を支えてくれたもの・・・ 大切にしょう。 皆様よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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