砂が水になる?
水みたいになる砂?嘘じゃなく、ほんとの話です。自分が専門に研究している、『流動層:りゅうどうそう』というやつです。砂の下から空気を吹き込みと、沸騰したお湯みたいにぶくぶくします。この状態で、粉体を熱処理したり反応させたり・・・。重いものを入れれば沈むし、プールみたいに遊ぶこともできます。 自分は長らくこの研究をしていましたが、途中で、こんな面白い挙動なのだから、ぜひ、みんなで見て楽しめるようにしよう!ということで、オブジェ開発を始めました。写真は、デザイナーの渡辺林太郎氏と作成したオブジェの一部です。アクリルの筒が二重に重なっていて、その隙間に砂の層があります。中身は活性炭の粒子が詰まっています。 こちらのページで紹介しています。http://www.way-art.com/fbart/