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カテゴリ:茶トラ チャイコ(永眠)
7月の蒸し暑い日に近所を歩いていると、 耳カット無し、呼吸の荒い茶トラ猫がなんかちょうだい!と寄ってきました。 熱中症かなと思い、撫でながら性別チェックしてると庭木いじりをしていたお家の人が 餌やってた人が引っ越してお腹空いてウロウロしてる、と教えてくれました。 元気に動いているように見えても猫は本当に死ぬ直前まで動ける子もいますので、異様に痩せていたらそこがラストチャンス。 次に来た時に会える保障は何もありません。 連れて行っても問題無いならこの状態でもはや置いて行く理由が無い👀 ちょうどカタリナが亡くなって火葬をした翌日でした。 たくさんの死が短期間で訪れたので、少しのんびりしようかなと思っていた矢先。 やはりあまり休ませてはもらえないようです。 とりあえず脱水があったのでその日は点滴だけ受けて、経過を見ることに。。 しかし。。熱中症手前で息が荒いのかと思ってたけどいつまでも呼吸はゆっくりにはならず、改めて受診、レントゲンを撮ると肺には水玉模様のような白い影。 肺がんの末期のようでした。 年齢も若く見てもシニアのようでしたので抗がん剤などの延命は行わず、緩和のみに徹して看取ろうと思いました。 保護当初は食欲もありましたが亡くなる2週間前くらいから徐々に身体に変化が訪れ、 浮腫んだり食欲にムラが出てきたり。。 でも心配していた開口呼吸は最期の1日だけで、 亡くなる直前まで頭を上げたり2〜3歩ずつですが歩いてもいました。 猫って本当にすごい。 7月9日に家に来て、8月27日に亡くなりました。 人間にしてみたら短い時間だったし、 不自由もあっただろうけど、 連れて行こうと決めた時、 旦那が車で迎えに来てくれるまで20分ほど。 ちゅーるすら無くて、 ただただ撫でて引き留めるしか無かったけど逃げずに一緒に待っててくれたのはそれだけ人が好きで、触れられることにも飢えていたのだろうと思うと。 最期まで膝に乗っけて撫でる時間とご飯があっただけでも彼女にとっては良かったのかなと思います。 自分の慰めに中途半端にエサやって、 人が居なくては生きていけない状態にして置いていくような無責任さは私はやはり嫌いだけど。。 そうやって生きている猫達がいて、彼女達がそれ以上何も望んでないことも事実。 野良猫のことに関わると、そういう形も有りかなと思いつつ、いつも呆然とするようなそんな気持ちになります。
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最終更新日
2022年09月02日 09時16分19秒
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