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カテゴリ:映画
昨日は取りだめしておいた『サルサ』
パッチギは一度目は単なる青春映画としか思えなかったが、今回あらためて、1960年代から今この21世紀にかけて変えることの出来ていない世界情勢をと言うか、日本の犯した罪に涙した。 イムジン河 水清く とうとうと流る 水鳥 自由にむらがり 飛び交うよ 我が祖国 南の地 想いははるか イムジン河 水清く とうとうと流る 北の大地から 南の空へ 飛び行く鳥よ 自由の使者よ 誰が祖国を 二つに分けてしまったの 誰が祖国を 分けてしまったの イムジン河 空遠く 虹よかかっておくれ 河よ 想いを伝えておくれ ふるさとを いつまでも忘れはしない イムジン河 水清く とうとうと流る 今からもう30年近く前の歌である。30代のオイラには聞いた記憶無い。 しかい、ここには現実が唄われている。そしてそれは21世紀の今も解決の手がかりえない。 この日本国は隣国との友好さえ実現できずに居る。 それもこの国が犯した過ち を今だかつて認めない政治的主観のせいであろう。 しかしこの国には在日と呼ばれるあらゆる国の人々が居る。 政治では解決できなくとも、民衆の交流で世界はいずれ変わる。いや変えなくてはならない。 オイラがその一員に成れるかどうかは未知である。だが愚かな人間の主観から来た差別意識を変えるには、個々の感情を超えた、客観で的視野であると思うのだがいかが? さて、この2作現実的な民族問題を実は根底に辛辣に描いていて、文学作品としても楽しめる秀逸な作品だと思う。なおかつ娯楽性も高い、まことにもって 秀作だ。とおもうおいらなのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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