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2011.09.10
テーマ："あすの日本を考える"(493)
カテゴリ：中年男のためいき・・・
 風のない丘に育ち 夢のない家を出て 愛のない人にあう 人のためによかれと思い 西から東へかけずりまわる やっとみつけた優しさは いともたやすくしなびた 春をながめる余裕もなく 秋の枯葉に身をつつみ 冬に骨身をさらけだす 今日ですべてが終わるのさ 今日ですべてが変わる 今日ですべてが報われる 今日ですべてが始まるのさ ・・・ ご存知、泉谷しげるの作詞作曲の春夏秋冬という歌の一説だ。（知らね？） 砂の頭の中には、いつもこの曲が存在しているようで、 時々、気がつくと口ずさんでる歌の一つだ。 今日で、9.11のＮＹテロから十年を迎え、東日本大震災から六ヶ月を迎える。 思えば、砂たちは、稀なほど激動の時代を生きてるような気がするんだ。 砂が東欧に赴任してたとき冷戦が終結し、ベルリンの壁が壊されるのを見たし、 帰国して間もなくソビエトが崩壊。そして、阪神大震災と地下鉄サリン事件が起きた。 砂が生まれた年は、日本では日米安保条約が批准され安保闘争(学生運動)がはじまった。 日比谷公会堂で、社会党の浅沼委員長が暗殺され、韓国では4.19革命が起きた。 海外だと、アフリカで植民地支配に抵抗して独立相次ぎ、チリでは大地震、 ベトナムでは民族解放戦線が結成されて、アメリカは泥沼の戦争に突入した。 中東ではOPEC(石油輸出国機構)が結成され、石炭の時代が終わりを告げた。 コンゴ内戦がはじまった日なんて、砂の誕生日だったりする。（何の因果？） 1960年に、いったい誰が想像できただろうか... 人間の日々の営みが地球に深刻なダメージを与え、この水惑星に温暖化を招くと。 今、砂たちは一つ間違えれば破滅に繋がる、危うい時代に生きてるんだと思う。 あ～！ 中秋だから、とりあえず月見をしよう。       お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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