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ないものねだり

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2011.10.04
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カテゴリ:誇るべき日本人

米国連邦議会に席をおいて半世紀。誰よりも「義務」と「名誉」をも重んじ、
現在、上院で議長を務める民主党の重鎮、ダニエル・イノウエ氏だ。


氏は、日系移民2世で、第二次大戦では米陸軍に志願して従軍した。
第442連隊戦闘団の兵士としてイタリア戦線では右腕を失う奮戦で知られる。
日系人兵士の代表的存在であり、米国にとっては国家の英雄でもある人だ。


氏はハワイ生まれだけど、氏の祖父は福岡で祖母は広島の出身だという。
厳格だった父親から、長男として「義務」「名誉」二つを教え込まれたと語る。


1941年、日米開戦直後には、米国の世論は真っ先に日系人に憎悪の目を向け、
ハワイに暮らしていた一家は、"敵性外国人"の汚名をそそがれ、強制収容された。
そんな扱いにも関わらず、多くの日系移民2世の若者は志願して米国のために戦った。



   


442連隊戦闘団とは、米国史上で最も多く勲章を受けた日系人部隊だ。
こうして若者たちは、米国が戦う戦場に身を投じることで自らの義務を果たし、
米国の日系人が、米国にとってどんな存在なのかを知らしめ、名誉を得たんだ。


戦後、氏はハワイ州選出の初の日系人下院議員となり、1962年には上院に転じ、
47年もの長きに渡って、現役政治家として国政を担い続けている。


80年代、日米貿易摩擦の懸案には、日本の貿易慣行を厳しく非難したりもした。
けれども、2007年の慰安婦問題で日本を糾弾した下院外交委員会の決議では、
「良好な日米関係を危険に晒す」と、決議に猛然と反対を論じた。



対中問題に関しては、他国を侵略する意図はないとしつつ、平気で空母を建造し、
弾道ミサイルを保有する現状に懸念を表明して中国を牽制。


さらに尖閣諸島など、日本領土を含む海域での中国の動向には、
「日本における米軍の存在は日米双方の安全保障のため
であり、この地域で問題を起こそうという国に対しての抑止力になる」
と、
想いを込めてコメントしている。


「義務」「名誉」... 義務を果たすことは簡単なことではない。
ある意味、毅然とした筋金入りで、公平日本観を持つ人だと砂は感じてるんだ。
父の教えを守り、第二次大戦の戦渦をくぐった日系人の氏は、米国政界の重鎮であり、
米大統領の継承順位では現在3位の地位にあるという。


氏の政治信条は、米国の国益が主軸だけど、氏の心は大和魂を宿している。
日本人であることに誇りを持ち、戦場では命を懸けて祖国のために尽くし、
そして、政治家としても決してブレない、威厳気骨を感じる。



残念ながら…今の日本には、ほとんど見られないタイプの政治家だと思う。
やっぱ、この人は古きよき日本人だ♪ 砂は、この人をカッコイイと思うよ。











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Last updated  2011.10.04 22:38:12
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