腰にきた...

玄関から庭へ連なるべき飛石が、途切れているのが気になってた。 そもそも、建築屋が庭からテキト～に移動したのが元凶。 単純に、ただ真っ直ぐ並べた"芸"のなさが気になる。 一度気になると、見れば見るほど増幅する。 プロに依頼すれば、事は簡単に運ぶだろうが、頼むとそれなりの費用がかかる。 歯ブラシとか、洗剤みたいに需要はないから、たぶん相当かかる。 目にすると、どうしても気になってしまう。 なので、出入りは勝手口を利用してなるべく見ないでいた。 にも関わらず、他人様は堂々と玄関へやって来る。 ピンポ～ン♪と鳴るたび、否応なく見てしまう。 見れば気になるという、実にもどかしいスパイラル。 このままだと、精神衛生上よろしくない。 いっそ、自分で手直ししようと試みたが石は重い。 デカい飛石ともなると、軽～く200kgは超える。 一人で、デカいのをどうにかするのは到底無理。 デカいのはそのままで、繋がり方を何とかしようと思った。 いわゆる、発想の転換というやつ。 つまり、引き算ではなく足し算で考えた。 加えることでも、イメージは変わるし動きも出る。 川原で、クルマに一人で載せられる程度の石を集め、 合間を見て少しずつ作業した。 材料は、色も形も自然まかせ。 オーダーメイドじゃなく、おまかせモード。 なので、思い通りの形を見つけるのも困難。 拾った、石に合わせて工夫するしかない。 落ちのない漫才、もしくは正解のない方程式だ。 今のところ毎日が日曜日。（ちょっと哀しい響き） まぁ、手間はかかったけど費用は0円。 何度かやり直し、何となく様になった感じ。 パーフェクトじゃないけど仕方ない。 そこはポジティブに納得しよう。 気になり続けて、うつ病にでもなったらトホホだ。 腰にはきたが、バカげた悲劇は未然に防いだ。 まだ気になるが、ソコは大人になってガマン汁？（笑）