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ついでに、鉄道ネタをもう一つ。
イタリアは、とにかく乗り物のデザインがカッコイイ♪ 昨日の東洋経済オンラインの記事によれば、 日立製作所がイタリアで大型企業買収をしたそうだ。 11月2日、日立製作所とイタリアのフィンメカニカ社が声明を発表し、 日立が同社傘下のアンサルドブレダ社の買収で合意したという。 日本に馴染みのない、アンサルドブレダ社とはどんな会社なのか。 アンサルドブレダ社は、元々一つの会社ではなかったそうだ。 重工業と電機メーカーだったアンサルド社とブレダ社が、 2001年に業界再編で合併し、アンサルドブレダ社が誕生。 親会社のフィンメカニカ社は、世界22か国に展開するハイテク企業。 航空、防衛産業では世界トップレベルの企業だ。 アンサルドブレダ社の合併前の歴史は古い。 アンサルド社は、技術者だったジョバンニ・アンサルドが1854年に設立。 当時、英国からの輸入していた機関車の国産化をやり遂げた。 一方のブレダ社は、1886年に設立された町工場がはじまりで、 鉄道車両の製造に留まらず、兵器の製造などを手広く行い成長。 とくに、航空ファンには軍用機でその名を知られている。 近年、アンサルド社の技術は自動運転システムで定評があり、 日立は、関連技術の欧州標準信号システムに興味があった。 また、日立を含む日本企業の製品やブランドイメージ全体が、 ヨーロッパでは、きめ細かな管理能力と高い信頼性で知られており、 イタリアの高い技術力をまとめることができれば、強力なタッグになる。 先頃、インドネシア高速鉄道の受注で、中国の後塵を拝した日立。 これで技術強化を図り、欧州から攻めに出ようというところだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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