カテゴリ:独りの時間
今宵21日の夜は、月齢は9.4だけれど旧暦の十月十日。
古来、中秋の十五夜と、翌月の十三夜に加え、 十日夜が晴れて、月見できると縁起が良いとされる。 思えば、今秋は月の名に惹かれて、月ばかり撮影した。 これほど、月に思いを馳せるようになったのは、 自身が表舞台を退いたからに違いない。 太陽の如く、眩い光を発することはなくとも、 太陽を映す月は、銀の如く煌めくことを知った。 新月から、九日目の普段は名もない月に、 旧暦十月十日の夜だけ、特別な名が与えられる。 十日夜(とおかんや)の月だ。 11月10日のblog内容と重複してしまうが、 月の名と同じ、十日夜という風習がある。 十日夜は、北関東から甲信越、東北地方にも分布し、 亥の子亥の子や、かかしあげなど各地に似た習慣だ。 十日夜は、収穫に感謝して田んぼの神様に餅を献じるほか、 藁鉄砲で地面を叩き、唱えごとをするという。 また、かかしあげは田んぼを守った案山子にお供えをして、 月見のお接待をするという、日本人ならではの心優しい行事だ。 少し前には、出石の町で新蕎麦の催しがあった。 一昨日は、ボジョレー・ヌーヴォーの試飲会が三宮で。 個人的には、やっぱり蕎麦がイイなぁ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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