2015/12/07(月)21:07
あなどれない味
今日は、三ヶ月に一度の母親の通院日だったので付き添った。
午前中いっぱい病院に時間を取られ、13:40頃に清算を終えた。
とにかく、お腹が空いたので間近にあった中華料理店に入った。
とくに店を選ぶでもなく、病院の駐車場に近いという理由だ。
何処の町にもあるような、志村けんのコントに出てきそうな外観。
当たり前のことだが、志村けんはいなかった。(笑)
いかにも温厚で、実直そうな風貌の大将だった。
とくに、何を食べたいという気持ちでもなかったし、
品書きの一番上にあった、中華ランチを注文した。
15分ほど待っただろうか、見た目も普通の中華ランチだ。
だけど、スープをひと口飲んだ瞬間に期待が膨らんだ。
旨いではないか!
スープは、鶏ガラから出たであろうコクと風味がとてもイイ!
そして絶妙な塩味と葱の香りに、ハートを鷲掴みされた。
紅生姜を添えた肉団子も、ふわり柔らかだが、肉の食感がイイ。
チャーシューは、口に含むと五香粉の香りが広がる。
絶妙の火加減で仕上げられた酢豚がまたよかった!
おまけに、米が旨いのだ。
ごく平凡な中華ランチのハズが、嬉しい誤算だった。
どれもが、シンプルだが丁寧に出来ていて旨いのだ!
お店の、如何にも大衆っぽい外観に惑わされてはいけない。
基本に忠実に作られた料理を、あなどってはいけないのだ。