ないものねだり

2015/12/07(月)21:07

あなどれない味

食べ物あれこれ(30)

今日は、三ヶ月に一度の母親の通院日だったので付き添った。 午前中いっぱい病院に時間を取られ、13:40頃に清算を終えた。 とにかく、お腹が空いたので間近にあった中華料理店に入った。 とくに店を選ぶでもなく、病院の駐車場に近いという理由だ。 何処の町にもあるような、志村けんのコントに出てきそうな外観。 当たり前のことだが、志村けんはいなかった。(笑) いかにも温厚で、実直そうな風貌の大将だった。 とくに、何を食べたいという気持ちでもなかったし、 品書きの一番上にあった、中華ランチを注文した。 15分ほど待っただろうか、見た目も普通の中華ランチだ。 だけど、スープをひと口飲んだ瞬間に期待が膨らんだ。 旨いではないか! スープは、鶏ガラから出たであろうコクと風味がとてもイイ! そして絶妙な塩味と葱の香りに、ハートを鷲掴みされた。 紅生姜を添えた肉団子も、ふわり柔らかだが、肉の食感がイイ。 チャーシューは、口に含むと五香粉の香りが広がる。 絶妙の火加減で仕上げられた酢豚がまたよかった! おまけに、米が旨いのだ。 ごく平凡な中華ランチのハズが、嬉しい誤算だった。 どれもが、シンプルだが丁寧に出来ていて旨いのだ! お店の、如何にも大衆っぽい外観に惑わされてはいけない。 基本に忠実に作られた料理を、あなどってはいけないのだ。

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