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三角屋台@ソウル改め、豆乳。の韓国生活ばなし

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カムジャ出産記「起」


5月24日お昼12時ちょっと過ぎ。お昼寝から目覚めた私は両脇にのしかかっているチャメトゥブを押しのけ起き上がった。


ジャーーーーッ


???


お、おしっこもらしちゃった・・・


慌ててトイレにかけこんだらあれ?もらした?もしかして、破水?うーん、まぁ、痛みもないし、破水ではないやろと考え直し下着をはきかえてPCの前に座った。←こらこら


一通りのネット巡回が終わって遅いけどワンコの散歩に行こうと立ち上がったとたん


ジャーーーーッ


!!!!!や、やばい!破水やわ!


もっかいトイレに行ってみると今度はピンク色のものが出てる。ズボンからしたたり落ちてて結構な量がでてしもうたみたい。お腹を触ってみるといつもの硬さやなくってふにゃってなってるような気が。半泣きになってロン眉に電話した。私があまりに慌ててるからロン眉が病院に電話してくれてんけど、やっぱりすぐきて下さいっちゅうことでロン眉と病院に行った。


病院に着いたらカムジャの心音を聞きながらどのくらい下がってるかとかのチェックがあった。破水したくせにぜんぜん下がってなかったらしぃ。移動ベットに寝かされてる間も少しずつ羊水が出てるのがわかる。


大丈夫やろか・・・。


待機してる部屋でロン眉が「豆乳。ちゃん、大丈夫やからな、心配せんでもええからな。大阪のお母さんにも電話したしな」と話しかけてくる。そら、痛い思いすんはあんたちゃうしなぁ・・・大丈夫言われてもなぁ。と思いながら緊張のあまり固まっていた。


手術前日から麻酔のために絶食せなあかんのに、私は朝ごはんしっかりビビンパを食べたので部分麻酔になった。部分麻酔で痛い思いをしたていう話を聞いたことがあったので、もう全身麻酔に決めていたのです。なので、ごろごろと運ばれていく間何回も看護婦さんに


「痛いってきいたんですけど。あの部分麻酔じゃなきゃ駄目なんですか?」と涙ながらに訴えたんやけど、


痛くないですよー。術後は痛みますけど、それは部分でも全身でも同じですからね~。とおっしゃる。


手術室に入って背中の骨髄に麻酔を打つと言う。ううう。怖い・・・。


ちょーっとちくーっとしますからねー。


?痛くない。いつ?ちくってした?あれーっというまに下半身の感覚がなくなりお腹を消毒して私の前には緑色のカーテンがかけられお腹は見えなくなった。口には酸素マスク、看護婦さんが肩をマッサージしながら励ましてくれる。


お腹を切ってる感覚が。。フワーっと煙が上がってる。ああ、焼きながら切ってるんやろか・・・。ちょっとして先生の手がお腹の中に入ってきた感じ。カーテンから見える先生のおでこが汗で光ってるのが見える。


私はぜんぜん痛みがないし手術台に寝そべってるだけやからなんかぼーっとしてて。


そしたらマッサージしてた看護婦さんが


「わー、足が出てきた!息子さんですねー。」と私の肩をさすりながら言った。


女やと思ってた私は「えええ!?」と声はか細いけど、勢いよく看護婦さんのほうを向いたら看護婦さんはめっちゃびっくりしてはった。


先生はウーッとかうなりながらカムジャを引っ張ってる。ものすごい力入れてるのが見ててわかる。


左の太ももらへんにドサッと重さを感じた。先生は男の子でしたよー。きれいにしてお見せしますねと言った。


あー出てきたんやーしかも男か~うーんとか思ってたらウンヤーウンヤーと泣き声が聞こえて看護婦さんが元気なこですねーと声をかけてくれた。最後の処理と縫い合わせをしてるときにきれいに洗ってもらったカムジャを目の前につれてきてくれたんやけど、、


!?こ、これがカムジャ?間違いちゃうの?!


ちゅうくらい真っ赤の顔して泣いてた。看護婦さんがチラッとちんちんも見せてくれた(笑)


 



 



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