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May 4, 2010
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100404日曜日 チャーリー・マフィン第10作「報復」、B・フリーマントル

4月4日、いよいよ第10作へ。
4月  日読了。

20100127cm
うちにあるチャーリー・マフィン・シリーズの写真<ぴんぼけ>

昨年12月にチャーリー・マフィン最新作「片腕をなくした男」を読破したので、シリーズ第1作「消されかけた男」に戻り、これから読み進めていくことにする。


片腕をなくした男(上巻)


片腕をなくした男(下巻)

第10作 Charlie's Apprentice  1993(原作ベース16年) 上333+下(本文)325
「報復(上)(下)」1998年(平成10年)新潮文庫フ-13-28(上)、29(下)
    英国情報部復帰第5作    
    舞台は・・・北京
               
    第1作から  前作は、年後(P.12)の設定
           ☆ここで矛盾が発生<第5作>。
            1977(下記記載)+7=1984年が舞台
            となる<原作は1981年>なので3年後
                    
    チャーリー
    ナターリヤ・フェドーワ  第6作P.177で登場し、P.179で名乗る。
            第10作 少将
    サーシャ    「この娘の名前はサーシャです」第10作P.315                       
    ベレンコフ将軍 第1作ワイン輸入業者、ロシアへ、第2作。
            第4作スパイ大学教官、第5作スパイ大学上級教官、
            第6作KGB作戦本部長(P.77)、刑務所収監
            第8作KGB第一総局局長
    カレーニン将軍 第1作ウイーンへ、第2作、第4作KGB作戦本部長、
            第5、6、8作KGB議長)

    情報部部長  ピーター・ミラー(防諜部(MI5?)から移籍、P.12)
    情報部次長  パトリシア・エルダー   
    <過去の英国情報部>
    前々部長  アーチボルト・ウイロビー卿(第1作で死亡)
    前部長   カスバートスン卿 (第1作部長、第6作)
    新任部長  ウイルバーフォース(第2作で部長に昇進するも辞任、第1作次長、第6作)
    情報部部長 アリスター・ウイルソン卿(第5作ではアリステア、第6、7、8作、9?)
    情報部次長  ハークネス(第5作では副部長、第6、7、8作、9?)

第10作Charlie's Apprentice 1993(原作ベース16年)上333+下(本文)325
「報復(上)(下)」
*第9作Comrade Chaelie 1989(原作ベース12年)「同士チャーリー」<邦訳なし>
第8作The Run Around 1988(原作ベース11年)本文534ページ「狙撃」
第7作Charlie Muffin San 1987(原作ベース10年)「暗殺者を愛した女」1989年(平
第6作Charlie Muffin and Russian Rose 1985(原作ベース08年)「亡命者はモスクワをめざす」
第5作Madrigal for Charlie Muffin 1981(原作ベース04年)「追いつめられた男」   
第4作Charlie Muffin's Uncle Sam 1980(原作ベース03年)「罠にかけられた男」  
第3作The Inscrutable Charlie Muffin 1979(原作ベース02年)「呼びだされた男」
第2作Clap hands,here comes Charlie 1978(原作ベース01年)「再び消されかけた男」
第1作Charlie Muffin 1977(原作ベース00年)「消されかけた男」
第3、4、5作 ロイド保険調査員  3部作 クラリッサ  3部作   
第6、7  作 英国情報部復帰<1、2、3>ナタリーヤ・フェドーワ(6。7では思い出だけ) 
第9作(邦訳なし) 英国情報部復帰<4>    ナタリーヤ・フェドーワ
第10作    英国情報部復帰<5>  母親の存在が明らかに<本当は第9作らしい、10解説>

第9作 Comrade Chaelie 1989(原作ベース12年)
「同士チャーリー」<邦訳なし><新潮社から連絡あり>
***第8作でベレンコフは、ナターリヤがチャーリーの弱点と気がつく。
   第9作では、ベレンコフがロンドン作戦を実行したものの、
   作戦は失敗に終わった模様。

第8作 The Run Around 1988(原作ベース11年)   本文534ページ
「狙撃」1993年(平成5年)新潮文庫フ-13-24   英国情報部復帰 第3作    
    舞台は・・・ジュネーブ            
      
    チャーリー
    ナターリヤ・フェドーワ  第6作P.177で登場し、P.179で名乗る。
    ベレンコフ将軍 第8作KGB第一総局局長
    カレーニン将軍 第5、6、8作KGB議長
    情報部部長  アリスター・ウイルソン卿(第5作ではアリステア、第6、7、8作)
    情報部次長  ハークネス(第5作では副部長、第6、7、8作)   
    
第7作 Charlie Muffin San 1987(原作ベース10年)
「暗殺者を愛した女」1989年(平成元年)新潮文庫フ-13-17 英国情報部復帰 第2作<第6作で復帰>
    舞台は・・・東京、香港、マカオ
          ホテル・ニューオ-タニが出てくる。               
    第1作から  前作は、年後(P.)の設定
           
    チャーリー  ホテルでサントリーウイスキーを飲む。
           作戦終了後、部長宅に招かれる。
           部長宅のバラの庭園を見る。
    ナターリヤ・フェドーワ  ナターリヤの思い出が出てくる 
    サンプソン   第6作のサンプソンと同名のサンプソンが英国空軍大佐で出てくる。
    ユーリー・コズロフ 本人はアメリカに、妻はイギリスに。駐日ソ連大使館勤務。   
    イレーナ・コズロフ ドイツシェパードのような女。ローズ・アダムズ
    情報部部長  アリスター・ウイルソン卿
    情報部次長  ハークネス   
  
第6作 Charlie Muffin and Russian Rose 1985(原作ベース08年)
「亡命者はモスクワをめざす」1988年(昭和63年)新潮文庫フ-13-15
    舞台は・・・イギリスの刑務所、モスクワ
               
    第1作から  前作は、年後(P.)の設定
           ☆ここで矛盾が発生<第5作>。
            1977(下記記載)+7=1984年が舞台
            となる<原作は1981年>なので3年後
           ★本作品は、第5作終了後のチャーリーの刑務所への収監とモスクワへの              亡命作である。
            第5作は、1981年に出版され、1984年の世界を描いていたが、
            第6作は1985年に出版されたものである。 
           ☆P.12によると、チャーリーの刑務所は2年間の収監となっていたので、            1984-1986年が刑務所収監(第6作)。
    
    チャーリー  
    ナターリヤ・フェドーワ  P.177で登場し、P.179で名乗る。
    エドワルド  ナターリヤの息子    
    サンプソン   英国情報部ロシア課                    
    ベレンコフ将軍 第5作スパイ大学上級教官、
    カレーニン将軍 第5、6作KGB議長
    情報部部長  アリスター・ウイルソン卿(第5作ではアリステア、第6作)
           バラ作りの趣味があり、タイトルのロシアン・ローズに関係がある。
    情報部次長  ハークネス(第5作では副部長、第6作)   
    
第5作 Madrigal for Charlie Muffin 1981(原作ベース04年)
「追いつめられた男」1986年(昭和61年)新潮文庫165-10
    舞台は・・・ローマ、駐イタリア大使宝石盗難事件
          アロース・コルトン(ワイン)
     
    チャーリー  1959年にマークス・アンド・スペンサーに就職が決まる(P.34)
               (1959年から)18年間第一級工作員(P.279)                     1977年KGBカレーニン大佐と接触(P.280)
                 ☆カレーニンは将軍なので、チャーリーの記憶違い?
                 ベレンコフ逮捕はその9ヶ月前(P.280)   
                    
第4作 Charlie Muffin's Uncle Sam 1980(原作ベース03年)
「罠にかけられた男」1986年(昭和61年)新潮文庫赤165-9
 舞台は・・・アメリカ、ロマノフ・コレクション事件(対FBI)
          アロース・コルトン(ワイン)
     
第3作 The Inscrutable Charlie Muffin 1979(原作ベース02年)
「呼びだされた男」1982年(昭和57年)新潮文庫赤165-5
 舞台は香港、船舶火災保険詐欺事件
    チャーリーの母親の記述が一部ある。 
    中国情報部は、ソビエト情報部から第1作の事件の真相の連絡を受けており、
    チャーリーは、本作で中国情報部により身元を暴かれる。

第2作 Clap hands,here comes Charlie 1978(原作ベース01年)
「再び消されかけた男」1981年(昭和56年)新潮文庫赤165-4
本作のタイトルは、貸金庫の中から出てくる。
 舞台はスイス、イギリス

第1作 Charlie Muffin 1977(原作ベース00年)
「消されかけた男」1979年(昭和54年)新潮文庫赤165-1
    舞台はドイツ(ベルリン)、イギリス、オーストリア 





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Last updated  May 4, 2010 09:05:10 PM
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